皆さんは最近、いつ映画館に行きましたか。仕事帰りに1人で足を運んだり、家族や友人と見たかった作品を見に行ったり。多様な楽しみ方ができるのが、映画館の魅力です。 映画館の中でも、小規模ながら独自の視点で選んだ作品などを上映するのが、ミニシアターです。ただ、経営難などを理由にやむなく閉館するところが少なくないのも現状です。 どうしたら観客に作品を届け続けることができるのか。そのヒントを探ります。 (仙台放送局記者 北見晃太郎/経済部記者 野中夕加)
東京は立川にある独立系シネコン、【極上爆音上映】等で知られる“シネマシティ”の企画担当遠山がシネコンの仕事を紹介したり、映画館の未来を提案するこのコラム、第47回は“映画の長尺化が映画館にもたらすもの”というテーマで。 なんか最近の映画、長くない? 数年前から言われるようになった「映画長尺化」、皆さんはどう感じていますか。 「長い映画」というのははるか以前からあるわけです。映画史上最高傑作とも讃えられる『七人の侍』は70年近く前の作品ですが、3時間27分もあります。同時代のこれまた名作中の名作『風と共に去りぬ』は3時間51分とさらに長い。 『ゴッドファーザー』シリーズに『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズと、どの時代にも長尺作品はいくつもあり続けているわけですが、なぜここのところ長い作品が多くなったと感じるかと言えば、単に本数もそうですが、文芸大作やジャンルの必然として長
映画「犬神家の一族」の舞台となった旅館が売りに出されています。担当する不動産会社にいつ頃から販売しているのかや、販売背景について聞きました。 名作映画の舞台が売りに出されています 販売中となっているのは、長野県佐久市望月にある井出野屋旅館。映画「犬神家の一族」で使用されたことで知られる老舗の旅館です。販売価格は1880万円。 「犬神家の一族」は1976年に公開された推理サスペンスで、石坂浩二さん主演の「金田一耕助」シリーズ第1作。湖の水面に二本の足が突き出ているシーンや、白マスクのスケキヨが印象的で、全編は未鑑賞であっても部分的に知っている人が多いであろう映画です。 販売ページには旅館内の写真が多数公開されています。映画作中ほどの不気味さはありませんが、伝統的な木造建築による落ち着いた雰囲気が伝わってきます。 このような長い歴史を持つ立派な旅館が、売却されるに至った経緯が気になるところ。物
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