東京電力福島第一原子力発電所事故を巡り、環境省は15日、放射性物質が付着した福島県内のがれきの処分を検討する「災害廃棄物安全評価検討会」の初会合を開いた。 検討会は、がれきの放射線量が県内の会津地方と同等と見なされる場合、焼却などの処分を認めることで一致。一部の地域では今週中から処分が可能になる。 放射性物質が付着したがれきについては、処分基準を定めた法律がなく、同省は2日、警戒区域や計画的避難区域を除く同県の浜通りと中通り地方については、仮置き場に搬入したがれきをすぐに処分しないように求めていた。 会合では会津地方のがれきの線量がおおむね0・5マイクロ・シーベルト毎時以下であることが示され、同県南部でほぼ同じ線量が観測されていると報告。線量の調査結果などを踏まえて具体的な対象市町村を絞り込み、処分の制限を解除することにした。
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