ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け午後2時から東京都内で行っている記者会見でジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長は、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子前社長のコメントを読み上げました。以下、全文…
作家 2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。最新刊は、『シンプルで合理的な人生設計』(ダイヤモンド社)。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。 シンプルで合理的な人生設計 「日本人は合理性を憎んでいる。だからこそ、合理的に生きることが成功法則になる!」 前著『幸福の「資本」論』で幸福を3つの資本で定義づけた橘玲氏が、「人生の成功法則」について「合理性」を軸に3つの資本を再検証。最新の学術的知見を織り交ぜなら、現代人が「自由に生きる」ための理論、手段、実践を突き詰める。 バックナンバー一覧 「幸福」を3つの資本をもと
うちの近所に漫画に出てくるような辣腕の企業家ババアが住んでて、今にも潰れそうな商店を表向き営んでいる。 その婆さん、まったく金にならん赤字垂れ流しの、だが、婆さんと爺さんの原点だった商店を営みつつ。 商店を株式化して、傘下に複数の飲食店、美容院、スポーツジムなどを経営しつつ、不動産賃貸などで利益を上げてる。 稼ぎを挙げてるスポーツジムの親会社がこんな寂れた個人経営の商店だと知ったら、顧客の有名人は度肝ぬかすだろうな(笑) ほんとに漫画に出てくるような資産家の辣腕ババアだ。 俺は家で仕事してるので、昼食は週に2,3度は汚い商店でパンとかレトルト食品なんかを買って帰ってくる。かれこれ通って数年になるかな。 常連なので電話口で部下をどやすとき以外は暇なババアに捕まって、日々の挨拶と短い会話から始まって、毎度10分ほどの雑談に付き合わされることに最近なった。 だいたい、その会話ってのが80代の婆さ
三浦崇宏氏が反省したプロジェクト 田久保善彦氏(以下、田久保):いくつか質問に行きたいと思います。「差し支えなければ、三浦さんのご経験の中で、失敗してしまったなという事例を教えていただけますでしょうか。そしてそれは何が理由だったとお考えになりますか?」。 三浦崇宏氏(以下、三浦):いっぱいありますよ。採用の失敗もあるし。 田久保:「成功事例のお話がありましたが」とあるので、たぶんプロジェクトという意味ではないかと思うんですね。 三浦:プロジェクトの失敗で言うと、GOを作ってからは、失敗したことは実はあまりないんですよね。僕ら、電通、博報堂にめちゃめちゃマークされているので、僕が失敗したらみんなめっちゃうれしいと思うんですよ。だから、失敗ほぼないと思いますね。 失敗する手前で止まったことは何回かあります。例えば、『SPUR』という雑誌の何十周年記念の広告を作らせていただいた時です。その時けっ
お金を稼がなければ会社は成り立たない 私が「お金に無頓着」と言っても、それは私生活上の話であって、反対に仕事上は現金は見ないけれども、帳面上の大金との戦いでした。それはそうでしょう。お金を稼がなければ会社は成り立たないし、借金をすれば返さなければいけません。お金が儲もうからないような商売が多くては、社員が路頭に迷うことは言うまでもないことです。 ニューヨーク駐在時代は、仕事として穀物相場を手掛けていましたし、副社長時代に手掛けた大きな仕事は、コンビニ大手ファミリーマートの買収(M&A)、すなわち現金を手にとって見ない、大金での戦いです。 バブルが崩壊して、不良資産を抱えて商社が儲からなくなってきたころから、私は商社の「利益の根源はどこにあるか」を考えていました。 商社が農産物や鉄、石炭といった生産資源を海外から買い付けて売る「原料の運び屋」として利益を得る時代は終わったんじゃないか。今まで
京セラの創業者である、稲盛和夫氏の本を読んでいて、一つのエピソードが目に留まった。 稲盛氏が若いころ、松下幸之助の講演会に出たときの話だ。 松下幸之助は講演会で、景気が悪くなった時のことを考えて、余裕のある時に蓄えをする「ダム式経営」をしなさい、と述べた。 ところが質疑応答の時、一人の中小企業経営者がこう言った。 「ダム式経営をしなければならないことはよくわかります。何も松下幸之助さんに言われなくても、中小企業の経営者はみんなそう思っています。しかし、それができないので困っているのです。どうすれば余裕のある経営ができるのか、その方法を具体的に教えてもらわなきゃ困ります。」 すると松下幸之助は、たいへん戸惑った顔をして、しばらく黙った。 そしてポツリと言った。 「いや、それは思わんとあきまへんなぁ」 すると、聴衆のあいだから「答えになってないよ」と、失笑が漏れたそうだ。 この話を読んで、強く
こんにちは。女性活用ジャーナリスト・研究者の中野円佳です。昨年9月に『「育休世代」のジレンマ』という本を出版しました。「育休世代」というのは、2000年代に入り、大企業の新卒採用に占める総合職女性の割合がかなり増えてきてから入社した世代のこと。本の中では、育休や時短などの制度がある程度整ったがゆえに、それらを享受することと第一線で働き活躍することが両立せずに女性達がモヤモヤしてしまう現状を描いています。 本では主に「20代で出産した子育て中の育休世代女性」にスポットを当てましたが、この連載ではその周辺にいる人達に幅広くスポットを当て、彼らが抱えるジレンマを匿名の座談会形式でヒアリング、分析していきます。今回のテーマは「イクメン世代のジレンマ」。育休世代の夫の方々にお集まりいただき、「上」「中」「下」の3本立てでお送りします。 【座談会参加者プロフィール】 ●Eさん 31歳、私立大・大学院(
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他人の自転車を無断でインターネットオークションに出品し、落札が決まった後に盗み出す−。こんな大胆不敵な窃盗事件が、東京・池袋で起きた。自転車専門誌編集長の田村浩さん(41)が自宅から高級自転車9台を盗まれたのが6月17日。その後、被害品を含む6台が5日前にネットオークションに写真付きで出品され、事件直前に落札されていたことが分かった。近年のサイクリングブームで高級自転車の盗難被害が急増しており、順序が逆転した新手の手口に警視庁も警戒を強めている。(大島悠亮、中村翔樹) ■知人が落札、70万円の高級品も 同じ生活圏か 「ネットオークションで自転車を落札したが、これは盗まれた田村さんのものじゃないのか」 田村さんは17日午前、知人からメールで連絡を受け、指摘されたオークションサイトを閲覧して愕然(がくぜん)とした。自分の愛車が身に覚えのないところで、オークションにかけられていた。 知人
2013-06-30 村一軒のコンビニをどう経営するか考えた http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130629-OYT1T00064.htm 読んだ。読んだ瞬間「うおーなんか書きてー」ってなったけど、よく考えたらなに書くんだよ俺。ヤマザキショップのこととかよく知らねえよ。切り口ぜんぜんねえよ。いったい俺はなにをもって書きたいなどと思ったというのか。 いや、理由ならあるんですけどもね、あまりにニッチすぎてこう……。 ひとくちで言いますと。 閉鎖商圏は男のロマン!!!! ということです。 どうだ。わかりづらいだろう。 そもそも閉鎖商圏という言葉が通じるのかどうか。まあ言葉どおりなんですけど、要は「閉鎖された商圏」ということです。商圏が限られていて、外部の客が望めない状態。一般的には企業とか大学、あと病院の内部にあるみたいな店のことをいうのかな。 あ
こんにちは。 去年、「恋愛の本を書いてください!」と言われて、どさくさに紛れて、小説を書きたかったので小説としての企画書を作ったら通ってしまい、阪急コミュニケーションズさんの懐の深さに感激しました。できたのがこの『モテる小説』です。本日より絶賛発売中です。 チャレンジングな表紙やねー。中身はもっとチャレンジングやけども……。 この本は、ビジネス書の手法を使って書かれた「役に立つ恋愛小説」であり、「ロマンを一切排除した恋愛小説」であり、つまり無茶苦茶な本です。今回は、恋愛をロマンチックなものと誤認するから恋愛がうまくいかないのであって、単純にプロジェクトとして考えたらうまくいく、という話をさせていただきたいと思います。 恋愛というのは、人間の活動において聖域のような扱いを受けていますが、もはやこの世に聖域などありません。たとえば神聖ニシテ侵スベカラズだったはずの皇室についても、エレガンス子さ
パナソニック、ソニー、シャープなど日本を代表する家電メーカーの深刻な業績不振が発表されています。 昨年は、天災・原発事故、タイの洪水、ユーロ危機や円高と、外部環境に突発的な悪条件が重なっており、すべてが経営責任だという気はありません。 けれどもう少し長い視点でみれば、「実質的にはずっと前に終わっていて、リーマンショックによってトドメをさされた事業が、政府から補助金をもらったり(エコポイント)、地デジ移行という一時的な外部環境(好条件)のために、数年だけ小康状態を保てていた」とも言えます。 「ソニーのテレビ事業が 8年赤字」と聞けば、誰でも「そんなに長い期間、赤字をたれながしている責任は誰がとってるの?」とも思うし、「これでまだ(なんの具体策もなしに)テレビは重要商品だから撤退はない」とか言い切れるって、すごい余裕だな」とも感じるでしょう。 でも、ちきりんが最も深刻な問題だと思うのは、そこで
朝まで生テレビを久しぶりにみた。 橋下市長vs反橋下派ということだったけども、結局橋下市長の株が上がったんではないかな。 ぼくはこれまで反橋下のひとたちの言ってることがよく理解できなかったんだけど、 この番組をみてちょっと判った。 議論じたいはまったく噛み合ってなくて、 薬師院というひとはどうしたいのか本人すら判っておらず、ただのクレーマーだろう。 香山リカはただ怖いだけのようで、 共産党のなんたらというかたは党是どおりオール反対でおもしろかった。 ハシズムとかいって批判するひとたちは権益を失いたくないひとばかりと思ってたんだけど、 なにやら権益とは無縁で単に「ついてゆけないひと」が多くいることを知った。 「ついてゆけないひと」の気持ちはおもに2点だろう。 ついてゆけないひと → a.やりかたが嫌 b.変化の先の保証がみえないから嫌 a.やりかたが嫌、というのは、 おそらくどうして橋下市長
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