pubmed.ncbi.nlm.nih.gov https://acamh.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jcpp.13289 インターネットゲーム障害(IGD)の症状が高い子どもや青年は、他の子供や青年よりも一般的には精神疾患の症状が多い。一時点の研究=横断的研究では、IGDが原因なのか、他の精神障害が原因なのか、別の要因が共通の原因なのかはわからないため、縦断的研究を行ったのがこの研究である。 インターネットゲーム障害の症状と他の精神障害との関連は見られなかった。ゲームに熱中して依存症になると、うつ病などの精神障害になると(根拠なく)言われることがあるが、この言説が反証がされている。つまり以下のようなことである。 逆に、10歳と12歳でのインターネットゲーム障害の症状の増大は2年後の不安症状の減少を予測しており、むしろ精神障害を弱める