以前、『となりの億万長者』という本を読んで、お金持ちのイメージが大分変りました。 今回は、同じ著者による、純資産100万ドル(現在のレートで1億4千万円)以上のアメリカの富裕層を対象に大規模な調査を実施した上で分かった、億万長者になるための本です。 今回の本は、正直前回の『となりの億万長者』ほどのインパクトはなかったのですが、いくつか興味深い点がありました。 例えば、お金持ちは学生時代は必ずしも成績が良くないというものです。 一般的には、お金持ちになるような人は、学生時代から成績が良くて、いい大学に入って、いい会社に入って、お金持ちになるといったイメージがあります。 ですが、この本の分析によると実際には、必ずしも成績の良くない人の方が成功しているというのです。 その理由は、頭のいい人間は、順調に人生を送っていくので、チャンスに気づかないとのこと。 一方、それほど優秀でもない人間は、自分が優