新聞報道は結構なことだが…(写真:北海道新聞) 去る21日、環境省はペットショップなどの犬と猫について、午後8時以降の陳列販売を禁止(午前8時まで)することを正式決定した。この話題でネット上では結構な盛り上がりを見せているようだが、大手メディア、とりわけテレビは取り上げているのだろうか。 私のメインサイトも同様だが、動物愛護を中心とたサイト(ブログ)の読者は問題意識を持っている人がほとんどで、肝心な無関心層(実態を知らない層)は当然ながら意識的なキーワード検索などもしないため、ほとんど読まれることはない(と思う)。 だからこそ、一般に広く読(視聴)者を持つ大手メディアの訴求力がものを言う。今朝、地元の「北海道新聞」に件の記事が掲載されたのも喜ばしいことで、日本のペット販売事情に対して少なからぬ関心を生むだろう。 が、しかーし。読み進めてみると「んあ?」と思うようなツッコミどころがチ
経済先進国である我が国には数多くの産業があり、それぞれ専門分野に特化した情報誌、いわゆる「業界誌」というものも出版されている。当然、ペット産業も例外ではなく、そのひとつとして「Pet Shop Life」(野生社)なる月刊誌が存在する。業界の動きはもちろん、注目企業の経営者へのインタビューなどを主とする60頁ほどの冊子だ。 年間の売上高はペットフードなど関連産業の方が高いが、それらは「生体が売れてナンボ」の商売であり、この雑誌も記事の中心は「生体販売業者の発展」がメインテーマである。読んでいると目眩を起こす内容も多く、「感情のある動物を商品にしている稀有な業界」という自覚やモラル感は伝わってこない。 12月号の「生体市場トレンド」という頁では、世界から奇異な目で見られる日本独自の流通形態「ペットオークション(競り市)」の元締めである「全国ペットパーク流通協議会(PARK)」の監修により
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