そろそろインフルエンザの季節ですが、最近「日本臨床内科医会会誌」で、昨シーズンのインフルエンザワクチンの有効性が16道府県の調査をまとめ発表されました。 「日本臨床内科医会会誌の目的は、会員の日常診療に直接役に立つ情報を簡潔にわかりやすく伝えることにあります。」と書かれてありますので、その結果をご紹介したいと思います。 「インフルエンザの流行状況とワクチン、抗インフルエンザ薬の有効性について」 日本臨床内科医会会誌 2011;26:408. (インパクトファクター☆☆☆☆☆、研究対象人数★★★★★) この調査は前向き調査ですから信頼性は高いといえます。インフルエンザに罹患したかどうかは迅速試験でA型またはB型インフルエンザ陽性と判明した場合とされました。全部で1,194人の発症が調査されました。調査対象人数は書かれていませんが、1,194人が2.7%ということですから、総計約44,222人
今回NEJMで報告されている量は1/5~2/5の量の皮内注。 後述の報告の量が少なすぎるのか、我々日本の皮下注射はどうなのか? 投与量が多すぎるのか? 日本での投与方法と比べてみると ──―――――――――――――――――――――――――――――――― 1ml中各株のHA含量(相当値)は1株当たり30μg以上 成人標準量は15μg(6-13歳は0.3mlなので9μg、1-6歳は0.2mlなので6μg、1歳未満は3μg に、1回又はおよそ1~4週間の間隔をおいて2回注射する。ただし、6歳から13歳未満のものには0.3mL、1歳から6歳未満のものには0.2mL、1歳未満のものには0.1mLずつ2回注射する。 http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html ──―――――――――――――――――――――――――――――――
H1N1の感染、妊婦は特に要注意です。ワクチン接種を徹底しましょう・・・ いやというほど聞いたこのスローガン、妊婦が重症化しやすいことから呼びかけられてきました。 でも、理由はそれだけではなかった・・・ H1N1に感染した妊婦から低出生体重児が生まれやすい!との報告。 H1N1感染妊婦。平均分娩39週未満。 出生時体重は平均285g少。NICUに入ったのも3例。 妊婦の皆さんにワクチン接種を説得する理由として「重要化するかもしれない」よい「おなかの赤ちゃんにヤバイですよ」の方がより有効? 受け止め方は人それぞれですが、来シーズンからは「お母さん」と「おなかの赤ちゃん」両面から呼びかけてゆきましょう。 ソースは5月3日付brightsurf.com↓ http://www.brightsurf.com/news/headlines/65059/Research_demonstrates_li
■経緯・趣旨・概要 ■お知らせ[08/07] ■FAQ ■お問い合わせ ■本プロジェクトのお誘い ■参加申込・報告基準 ■日本地図による週集計 ┣ 総数表示 ┗ 有志一人当たりの報告数表示 ■タイプ別の報告数グラフ ┣ タイプと報告数の推移 ┗ A/Bの割合 ■いろいろな分析 ■都道府県の有志数 ■感染症週報との比較 ■報告週対応表 ■書類・症例の控え用紙 ■ML感染症DBメールニュース ┗ バックナンバー ■ブックマーク ■管理者:西藤なるを (Since 2005/11/03) presented by Children Research Online 2024年03月14日(木) ● その他 # ▼ 麻疹 滋賀県:20代女性がはしか感染 2月下旬にUAEから関西空港着 https://www.asahi.com/articles/ASS3G6F20S3GPTJB00Q.html #
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く