以前から、総理補佐官として官邸勤務をしていた当時の事を、備忘録を兼ねて書き記しておきたいと思っておりました。これまで全ての事故調で証言し、多くの取材でも聞かれたことは全てを正直にお話してきましたが、聞かれていない事、記事にならなかったものも多数あります。
2014年01月29日21:00 カテゴリブロマガSciTech ブロマガ#12より転載 - 日本の原子力に未来はあるか? 「中卒」でもわかる科学入門 小飼弾 以下より記事を転載します。 404 SPAM Not Found #12 Not-So-Nice-to-Have:404 SPAM Not Found:404ch Not Found(小飼弾) - ニコニコチャンネル:社会・言論 同様の論考は、当該記事のみならず〈「中卒」でもわかる科学入門」〉でもしているのですが、何度も論考すべき課題でもありますし、都知事選挙の争点の一つともなっているので。 もちろんそれは数ある争点の一つに過ぎず、それが最優先であるという意見には私は与しません。が、「それはそもそも国政で扱うべき問題であって、都政とは関係ない」という意見にも与しません。今の日本の原子力行政の迷走の一旦は、「国に一任」という姿勢にも一
科学・文化 山本太郎氏当選に思う--噛みしめるべき格言「教育のない民主主義は無意味 科学と理性に背を向けた人を信任 7月21日の参議院選挙は自民党圧勝という結果になった。私は特定政党を支持しないが、自民党の影響力が強まり政治が混迷して、何も決められない状況が終わることは一国民としてうれしい。 ところが残念なことがあった。東京選挙区で反原発を過激に主張する俳優の山本太郎氏が当選したことだ。私は原則として選挙での民意を尊重する。しかし山本氏は当選するべきではないと考えていた。 偉そうに聞こえたら恐縮だが、私はこの結果に「日本社会の敗北」という感想さえ抱いた。そして「悪霊」(意味は後述)が社会を覆った恐怖を感じた。科学的な判断力を養わない教育、有名人に面白がって投票する幼稚な政治文化、理性的な判断をしない情報弱者の多さなど、日本で観察される問題の悪しき集大成が、山本氏の当選につながっている
(2013年1月11日 Forbes.com) 昨年12月、極めて重要な報告書が粛々と発表された。そこに結論として書かれているのは、原子力科学の専門家が長年にわたり主張してきたことだ。――つまり、約0.1シーベルト(Sv)または10 rem以下の放射線の被曝(ひばく)は大した問題ではない。 「しきい値無し直線仮説(Linear Non-Threshold : LNT仮説)」は0.1Sv(10 rem)以下の被曝には当てはまらないが、世界中の自然放射線量はこの範囲にある。そればかりか、この低線量域は、原子力、医学的治療、そして福島のように原発事故で被害を受けた地域にとって最も重要な意味を持つ。 原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が提出した。低線量の被曝の影響は非常に不確かなものであるため、UNSCEARとしては「低線量の被曝と大人数を掛け合わせて、自然放射線量と同等以下
ページ数:608 このコンテンツを閲覧するには、FlashPlayer9以上がインストールされている必要があります。またJavascriptを有効にする必要があります。 目次 表紙 震災後一年、福島からのメッセージ 目次 動画・パワーポイント目次 戦場と化した福島医大 原爆被災地からの緊急被ばく医療初期支援の動き 大地震発生当日 大地震から2週間 2週間~4週間 ここが私の家 福島医大関係者 行動記録〈手記とメッセージ〉 学生ボランティア・研修医・看護学部からのメッセージ 私たちからのメッセージ「災害医療の現場でがんばっています!」 国際医療支援 ヨルダン王国医師団 タイ王国医療チーム そして研修は続いてゆく 福島医大のポスト3.11 大震災を経験して 智拳印 原発は不安でしたが、病院に残りました 福島県立医大の研修医が体験した大震災 福島から避難しても、何かせずにはいられませんでした 福
多核種除去装置の核となる放射性物質を吸着する機器=横浜市の東芝京浜事業所福島第一原発の敷地内に建設中の多核種除去設備=東京電力提供 東京電力は25日、福島第一原発の汚染水から放射性物質を取り除く「多核種除去装置」から出る廃棄物を保管する容器の強度が足りないことを、政府と東電の廃炉に関する中長期対策会議で明らかにした。補強して確認するのに時間がかかり、装置の稼働のめどがたたない。 容器は放射性物質がたまると交換する。交換の際に落下しても、内容物が漏れ出さない強度が必要だ。東電は6メートルの高さからまっすぐに落としても漏れがないと確かめたが、逆さまで高さ3メートルから落とした場合などに容器の一部が壊れ、内容物が漏れると分かった。 この日の対策会議で、容器を強化した上で、改めて強度を確認することが決まった。東電は当初、9月ごろに多核種除去装置を動かす予定だった。容器の強度確認試験は来年1月
多くの国民が連日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に強い反対の声をあげる中、関西電力は再稼働を強行、5日には同原発3号機が発電を再開、送電も始まり、9日にはフル稼働する見通しです。 こうした中、“フル稼働すれば、代わりに燃料費が高い火力発電所を8基止める”と一部で報道され、国民から大きな怒りがあがっています。 関西電力の「需給予想」によると、9日の需要を2080万キロワットと予測。それにたいする総供給量は、大飯3号機の再稼働で118万キロワットを得ることができ、火力や水力などを合わせて2434万キロワットになると試算。電気使用率は85%にとどまり、「安定」としています。 このため、現在もっとも供給力の大きい火力発電(9日の試算は1088万キロワット)を一部停止しても「安定」供給が可能という計算です。 報道を知った大阪市民からも「大飯再稼働は関電の利益が目的だった。これで電力不足は
(10/03)聖人とコブラ (09/14)朝日新聞と日本の異常な新聞観 (08/18)ヘイト・プロパガンダ (08/04)第一次世界大戦 (02/18)メリットの有無と戦争 (02/15)ジョブスの教え「お客様は神様です」 (02/12)クール・ジャパンとハリウッド (02/11)悪いのは猫である (02/10)架空戦記に見るステレオタイプ (02/07)テレビの性 (01/31)醜いスポーツ (01/30)みんなでやってる感 (01/29)肩書きはチラ裏を金言に変える (01/27)過去は清算できない (01/25)英のEU離脱と日英ブロック (01/24)イーベン・バイヤーズの悲劇 (01/22)「国家ブランディング」は国を滅ぼす (01/21)もっと感動を! (01/18)Too good to bear (01/17)過去を反省しない日本の原点
複数の知り合いから紫陽花革命に関して質問されたので、Wikipedia 風に書いてみた。引用は自由にしていただいて結構である。 紫陽花(あじさい)革命とは 2012年に、原子力規制庁の設立、ストレステストの2次評価、を待たずに原発再稼働を進めようとする野田政権・経産省に反対して日本で起こった民主化運動(*1)。一人の青年のTwitterを通した呼びかけで、数多くの人々が毎週金曜日に総理官邸前に集結して原発再稼働の反対を訴えている(現在進行形)。その背景には、ひとたび事故を起こせば簡単には収拾出来なくなる原子力発電への不安だけでなく、原子力ムラに代表される霞ヶ関と産業界との癒着体質と、そこに作られた利権構造に対する国民の不信感がある。 当初、テレビ・新聞などの大手マスコミが自主的な報道規制によりデモの存在を無視し続け、インターネット・メディアのみでこのデモの様子が報じられる、という異常な事態
野田総理の原発再稼働へ向けた会見には違和感を覚えた人も多いと思うが、私がもっとも違和感を感じたのは「私たちは、大都市における、豊かで、人間らしい暮らしを電力供給地に頼って支えて来ました」という一節。 野田総理が(実際にはその後ろにいる経産省が)言うところの「大都市における豊かで人間らしい暮らし」とは何を指すのだろうか?すぐに頭に浮かぶのは、オール電化のマンション、クーラー、電気ポット、食洗機、24時間営業のコンビニエンスストア、50インチの液晶テレビ、パチンコ屋、ゲームセンター、ネオン街などだ。 イメージにしてみるとこうなる。 一方、原発事故が福島県の人々から奪ったのは、一生かけて育んで来た畑であり、安心して食べられる地元の食材であり、校庭で泥まみれになって遊ぶ子供たちの笑顔である。 どちらを「人間らしい豊かな暮らし」と呼ぶべきか、どんな国を私たちの子孫に残したいのか。今一度考え直すべき時
大阪市の橋下徹市長は31日、記者団に対し、関西電力大飯原発3、4号機をめぐり、関西広域連合が「限定的再稼働」を事実上容認する声明を出したことについて、「机上の論だけではいかないのが現実の政治だ。エネルギー供給体制の変革も進んでおり、この夏を乗り切るための一時的な稼働はご理解いただくしかない」と述べた。 関電管内で今夏約15%の電力不足が見込まれ、計画停電の実施も現実味を帯びる中、これまで強硬に再稼働に反対してきた橋下市長は、関西経済や市民生活への影響を見据えて事実上方向転換した形となった。 ただ、橋下市長は「夏を過ぎても原子力規制庁(設置の動き)が見えず、新しい安全基準ができるのが2年も3年も先になるのに、動かし続けるというのはあってはならない。秋ぐらいにチェックをして、違うものは違うと言い続けていかないといけない」と述べ、政府の動きを牽制(けんせい)した。
関西広域連合は19日、大阪市内で会合を開き、出席した細野豪志原発事故担当相が関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)について、「政府が4月にまとめた新しい安全基準を前倒しで導入している」と説明し、夏の電力需要ピーク期に間に合う再稼働に理解を求めた。一方、会合では、今夏の電力需給対策について、国や関電が求めていた平成22年比「15%以上」の節電を了承した。 会合では、斎藤勁官房副長官が大飯原発について「電力需給の状況から再稼働せざるを得ない。判断はすべて政府の責任だ」と強調。細野担当相も電源車の高所への配備や浸水対策など政府が策定した再稼働についての安全性の3段階の判断基準を説明し、大飯の安全性は確保されているとして理解を求めた。 これに対し、大阪市の橋下徹市長は「3段階すべて満たしていないのであれば(フル稼働よりリスクの低い)臨時か、1~3カ月なのか、期間限定の動かし方もあるの
大畑豊さん。東電が送りつけてきた封筒には「電気供給停止のお知らせ」が入っている。=写真:諏訪 京 撮影= 「電気に反対なのではなく、原発(の電気)に反対なんです。最初は原発の電気分だけ払うまいと思っていたが、東京電力の不誠実な事故・賠償対応を見ていると、電気代そのものを払う気になれません」。こう語るのは埼玉県在住の大畑豊さん(NPO理事・48歳)だ。 昨年10月から東電の電気代滞納・不払い運動を始め、「1万人達成」を目指してネットやチラシを撒いている。実生活でも、電気使用量を最小限に抑えるため、契約アンペアを10アンペアまで下げた。炊飯器、テレビは使わず、冬場は冷蔵庫無しの生活だ。お米はガスの圧力鍋で炊いている。 大畑さんが実践する不払い・滞納の手順は次のようなものだ―― ①「口座振替」をやめ「振込用紙払い」にする。 電気の領収書に書いてある番号に電話すれば、すぐに変更できる。 (約52円
宇宙航空研究開発機構(JAXA)はガンマ線を放出する放射性物質の分布を可視化する新しい装置「超広角コンプトンカメラ」を試作し、従来のガンマカメラに比べ格段に広い視野での放射性セシウムの分布の高精度画像化に成功したそうです。 JAXA|「超広角コンプトンカメラ」による放射性物質の可視化に向けた実証試験について http://www.jaxa.jp/press/2012/03/20120329_compton_j.html このカメラは次期X線天文衛星ASTRO-Hに搭載予定のガンマ線観測センサの技術を応用したもので、広い視野(ほぼ180度)と核種に固有なガンマ線を識別する能力があり、敷地や家屋に広く分布したセシウム137(Cs-137)やセシウム134(Cs-134)について画像化できるとのこと。これにより、従来の調査では困難であった屋根などの高所に集積する放射性物質も画像化できるようになっ
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