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ブックマーク / mymed.jp (1)

  • 胃カルチノイド - MyMed 医療電子教科書

    概要 カルチノイドは、内胚葉系のセロトニンやヒスタミンといったアミン・ペプタイドホルモンを産生する内分泌細胞に由来する腫瘍群である。高異型度の内分泌細胞癌を含む腫瘍群と解釈された時期もあったが、概念の変遷を経て現在では、低異型度の内分泌細胞腫瘍に対してのみカルチノイドという名称が用いられている。カルチノイドは邦の剖検例の約0.1%に見られ、うち約70%が消化器系カルチノイドである。このうち直腸がもっとも多く、胃はこれに次ぐ。胃腫瘍のうちでは、0.4%がカルチノイドと報告されている。年間数百例の胃癌手術を行う専門病院においても、胃カルチノイドが手術されるのは、数年に一例程度であり、外科的には非常に稀な疾患である。 病因 胃カルチノイドの多くは胃体部に広く分布しているECL(enterochromaffin-like)細胞由来と考えられている。ECL細胞は幽門前庭部のG細胞から分泌されるガ

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