イオン北海道(札幌)は2日、西友(東京都武蔵野市)の道内全9店舗を10月に買収すると発表した。店舗はいずれも札幌市内にあり、買収金額は170億円。イオン北海道は継承する店舗の営業を続けるが、10月以降、店名を「イオン」などに変更し、1973年に進出した西友の名称は道内から消える。道内では今年2月にイトーヨーカ堂(東京)が全店撤退を表明したばかり。物流経費が増え、流通事業者のコスト負担が高まっていることを背景に、道内の小売り再編が加速している。
北海道の社員14人のベンチャー企業がロケット開発に挑んでいる。今春の打ち上げが目標で、成功すれば、民間単独で宇宙にロケットを打ち上げるのは日本初。既製品を使ってコストを抑え、近年増えている小型衛星の打ち上げ受注を狙う。宇宙分野を成長戦略に位置づける国も、民間参入を後押ししている。 「今からロケットエンジンの燃焼実験を行います」 日中でも零下7度の1月下旬の北海道大樹(たいき)町。雪に覆われた平原に拡声機の声が響く。カウントダウンの後、ガレージ風の実験施設から「バーン」という大音響とともに水平に火柱が延びた。 実験をしているのは、町内に本社を置くインターステラテクノロジズ。燃料のエタノールに液体酸素を加え、80秒間燃焼させた。稲川貴大(たかひろ)社長(30)は「打ち上げに向けた大きなステップになった」。 最初の打ち上げは全長9・6メートル、重さ1トンの観測用の小型ロケットを予定している。20
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く