映画「太陽の蓋」をYouTubeで無期限、無料公開しています。福島原発事故直後の5日間、官邸と東電はどのようにもがいたか。そして福島の人たちは。奇跡的に日本は助かりました。是非観てください。あの3.11からもうすぐ12年。 90分… https://t.co/6RVRq2a3iL
毎日新聞の記者だった石戸諭さんに「メディアでリスクを語ること」をテーマに書き下ろしを依頼したのは、2011年6月のことでした。6年経って完成したその本は、「メディア」と「リスク」にとどまらない課題を投げかけるものになりました。刊行を機に、ずっと聞きたかった疑問を石戸さんにぶつけてみました。(担当編集:柳瀬徹) ――冒頭、岩手県宮古市の漁村で、漁師さんから「原発はどうなりそうなんだ。教えてくれ」と尋ねられたエピソードを書かれていますね。執筆をお願いしたときに石戸さんから聞き、これこそがこの本のテーマだと思ったのをよく覚えています。 年は六〇代半ば、白髪交じりの頭を短く刈り上げている。黒のタートルネックニットの上に、紫と黄緑のナイロンの上着を羽織り、足元は漁業用のゴム長靴を履いていた。「原発ですか。放射性物質が飛散してはいるけど……」と説明しようとしたが、「健康はいいんだ。もうほれ、年寄りだか
「新しい」とは一体なんなのか ニュースに不可欠な「新しい」の捉え方が、新聞とインターネットでは決定的に違っているのではないか。 前職の毎日新聞を退職し、2016年にウェブメディアに移籍してから、常に考えてきたのは、「ニュース」とは何かということだった。 初めての単著『リスクと生きる、死者と生きる』は、私がインターネット上で発表してきた、東日本大震災、福島第一原発事故をテーマにした記事をもとに、大幅に加筆した一冊である。 それと同時に、インターネットで私がやりたかった「ニュース」を実践した一冊でもある。どういうことか。 新聞にとって「新しい」とは、端的に直前の朝夕刊の紙面に掲載されていないものを指す。しかし、ネットは違う。ある時、何気なくアクセスしてみる。 そこで、最新の情報を手に入れるだけで終わる記事、あるいは、ちょっとしたら古びていく「スクープ」を消費しただけで終わっていく記事もあれば、
原発震災後、メディアの報道が大きな関心を集めている。福島県内外で避難者の取材をするなかで、国や東電、行政そしてマスメディアに対して、「震災について十分な情報を提供してくれなかった」と疑問をもったという声を何度も聞いた。本来、メディアは住民、読者や視聴者の側に立ち、報道によって十分な情報を提供し、それによって人々のより良い行動の選択へ大きな役割を果たすことを期待される。そのメディアへも不満が募ったことは、今後も起こりうるであろう複合災害や原発事故の報道について大きな宿題を残した。 そこで、原発事故当時、東京電力の記者会見を取材、『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、共同執筆)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書)を上梓した記者の奥山俊宏さんに原発事故と調査報道について聞いた。奥山さんは社会部や特別報道チーム、特別報道部などで調査報道をつづけてきた。東大工学部原子力工学科で原子力を
2011年4月に話題になった「オペレーション・アリガトウ」は、現在でも当ブログで継続して最もアクセスのあるエントリーの一つだが、現在でもこの砂浜の地上文字の残したメッセージは色褪せてはいないようだ。 仙台空港に着陸する米軍機から見えるように滑走路近くの浜辺に津波瓦礫で綴られ、空から目撃した米軍大佐に「最も心を打たれた経験の一つ」と言わせたこの地上メッセージは、その後米軍のみならず海外からの被災地への支援に対する感謝を示そうという一連の「ありがとうムーブメント」の火付け役の一つとなった。 写真:仙台空港の滑走路端から1000m東側にある北釜海岸の砂浜に書かれた「ARIGATO」の文字。2011年4月3日、米空軍第353特殊作戦群のロバート・トス大佐撮影。 (Photo: Rob Toth/Yokota Air Base) *注:本エントリーにおける被災写真は当時の現場の様子を正確に伝えたいと
On Middleton Island, in the Gulf of Alaska, David and Yumi Baxter recently found a soccer ball and a volleyball, both of which had Japanese handwriting on them that helped identify the owners. The soccer ball came from a school in the tsunami zone and belonged to Misaki Murakami, 16, who lost all his possessions in the catastrophe, which struck Japan on March 11, 2011, killing 19,000 people. The v
英語メディアが伝える「JAPAN」のニュースをご紹介するこのコラム、今回は太平洋の向こう岸に届き始めた津波の漂着物についてです。アラスカに流れ着いたサッカーボールが広く注目を集めたのに続き、宮城ナンバーのオートバイがカナダの海岸で見つかりました。太平洋の対岸でこうして漂着物が発見されるたびに、地震や津波は一つの国や地域だけでなく地球全体に影響を与えるものだと、改めて思わされます。そして被害に遭った人もそうでない人も、海のこちら岸でも向こう岸でも、人は同じようにボールで遊び同じように乗り物に乗るものだということも。 (gooニュース 加藤祐子) ○ 宮城ナンバーのハーレーがカナダに浜辺に 4月29日のカナダCBCニュースによると、西岸ブリティッシュコロンビアの海岸で4月18日、軽トラック用の白いコンテナのようなものが漂着しているのが発見されました。コンテナの中に横たわっていたのは、オートバイ
これまで、iOS用アプリ・電子書籍として販売されてまいりました、東日本大震災チャリティーコミック『僕らの漫画』を、5月11日金曜日、遂に単行本として発売いたします! 【僕らの漫画とは】 東日本大震災の直後、ツイッターを通じて、漫画家達の間で同時多発的に「自分たちにできる支援は何か」という声があがっていました。その中で、志を同じくした数名の漫画家と編集者が互いにアイディアを出し合い、「復興支援を目的とした、読切作品集を作ろう」という『僕らの漫画』の企画をまとめました。そこにあったのは、己の最もプロフェッショナルな分野で復興の支援をしたい、という強い想いでした。 企画発足をツイッター、ブログで発表したのち、さらに趣旨に賛同し参加を希望する漫画家・編集者・デザイナー達が加わり、最終的には漫画家27名による無償で描き下ろされた28本の読切が揃うに至りました。作品の内容は、震災を直接に取り上げたもの
※ここを原典としつつ、毎年、3月11日前後には、同じ内容を再掲載したページがあります。 東日本大震災を直接描いた漫画作品リスト。 タイトルが太字のものは「地震がメインテーマ」の作品です(当方の判断) 作 品 名 作 者 主な内容 2023.3.11更新 ここから下の区切り行までが最新情報です) テツぼん 永松潔 原作/高橋遠州 2021年2月、その翌年2022年、2023年など、複数のエピソードで震災を扱う。2021年はかつて実際に構想された「原子力列車」を夢見た元技術者と、その悔恨を描く。2022年には、宮沢賢治の銀河鉄道などを絡めて。2023年には、磐越西線迂回で燃料輸送貨物列車が支援物資を届けた実際のエピソードを描いた 柴ばあと豆柴太 ヤマモトヨウコ ブクマで頂いた情報。Amazon紹介文より「ボク、豆柴太。ボクは東北の港町で、お弁当屋を営む柴ばあと、二人で暮らしてる。この町では、
このサイトは、地震や風水害等の自然災害により発生する災害廃棄物の適正かつ円滑・迅速な処理のための対策(対策指針等)についてとりまとめており、地方公共団体との連携を高め、災害対応強化を推進するものです。 ※令和6年能登半島地震の被害状況等に鑑み、「令和5年度災害廃棄物対策推進シンポジウム」を延期させていただきます。 令和6年1月24日(水)に「令和5年度災害廃棄物対策推進シンポジウム」を東京都千代田区の一橋大学一橋講堂で開催します。 今年度は「大規模地震に備える~関東大震災から100年を迎えて~」をテーマに「関東大震災100年・巨大災害に備えるフェイズフリー防災と4R」と題した基調講演や災害廃棄物対策に関する講演、パネルディスカッションを予定しています。 対面とオンライン併用のハイブリッド形式により開催し、環境省災害廃棄物対策情報配信チャンネルでYouTubeライブを予定しています。 講演内
四六判 208ページ 定価1300円(本体) ISBN 978-4-07-282754-3 発売 主婦の友社 発行 主婦の友インフォス情報社 本書について取材等のお申し込みはこちらへ↓ 主婦の友インフォス情報社 ☎03-3294-0214 (担当/安藤) t.ando@st-infos.co.jp 被災したもの、そして復興に携わるすべての人の 体力および精神力を支えていたものは、 ほかならぬ「食」だった。 3.11東日本大震災を体験した著者が説く、 イザというときに命をつなぐ食事学。 石川伸一(いしかわ しんいち) 1973年福島県生まれ。東北大学農学部卒業、同大学院農学研究科修了。北里 大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学客員研究員を経て、現在、宮城大学食産業学部准教授。専門は分子レベルの食品学・栄養学。主な研究テーマは、鶏卵の栄養性、機能性に関する研究など。将来、個人
1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。 「生き証人」が語る真実の記録と教訓~大震災で「生と死」を見つめて 吉田典史 震災から5ヵ月以上が経った今、私たちはそろそろ震災がもたらした「生と死の現実」について、真正面から向き合ってみてもよいのではなかろうか。被災者、遺族、検死医、消防団員、教師、看護士――。ジャーナリストとして震災の「生き証人」たちを詳しく取材し続けた筆者が、様々な立場から語られた「真実」を基に、再び訪れるともわからない災害への教訓を綴る。 バックナンバー一覧
It was an email from an old friend that led me to the irradiated sunflower fields of Fukushima. I had not heard from Reiko-san since 2003, when I left my post as the Guardian's Tokyo correspondent. Before that, the magazine editor had been the source of many astute comments about social trends in Japan. In April, she contacted me out of the blue. I was pleased at first, then worried. Reiko's messa
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