県の広報誌「フォトしまね」の2020年1月号に使われたまるやまくん。意気揚々と右腕を挙げ、やる気に満ちあふれている。 東京五輪の聖火リレー中止の検討を表明したことが国内の各主要メディアに取り上げられ、今や全国区の知名度となった島根県の丸山達也知事。実は、この丸山知事をモチーフにしたキャラクターが存在する。県が有名クリエイターに依頼して制作した「まるやまくん」という公式キャラがいるのだが、県外在住者はもちろん、県民でも見たことがある人は少ない。知事本人が注目を浴びる一方で、なぜ公式キャラが全く日の目を浴びないのか。探ってみた。(Sデジ編集部) 2019年4月の県知事選で、歴代最年少の49歳で初当選した丸山知事。その若さと行動力を選挙時から売りにしており、自身が広告塔となって県内外に情報を発信するための手だてを当選直後から県職員に投げかけていた。 お隣の鳥取県では、平井伸治知事が「スタバはない