オーストラリア人看護婦たちを殺す前に強姦していた日本軍 1942年2月、インドネシア西部のバンカ島で、数十名のイギリス人およびオーストラリア人の捕虜と民間人、さらに21名のオーストラリア人看護婦が日本軍に虐殺された。 このとき、看護婦たちは単に殺害されただけでなく、その前に日本兵により強姦されていたことが明らかになった。BBCが次のように報道している。 www.bbc.com 「この真実を発掘し、ついに公表するには、複数の女性の力が必要だった」 軍事史を研究するリネット・シルヴァーさんがこう言う「真実」とは、1942年2月にインドネシア・バンカ島で、海の中へ歩かされ、機関銃で銃撃されたオーストラリア人看護師22人の身に起きたことを指す。看護師たちは1人を除いて全員殺された。 「それだけでぞっとした。でも、殺害前に強姦されていたなんて、語るにはむご過ぎる真実だった」。シルヴァーさんは、新著で
何だか文部科学省が炎上状態のためなのか、マスコミではあまり取り上げられていないようですが、OECDが昨日『日本の教育政策』の評価報告書を発表したようです。 http://www.oecd.org/education/education-policy-in-japan-9789264302402-en.htm http://www.oecd.org/education/Japan-BB2030-Highlights-Japanese.pdf 日本の教育制度は、児童生徒と成人の両方において、OECD 諸国でトップを争う高い成果を生ん でいます。しかしながら、軽視できない経済的および社会人口学的な問題によって、この卓越 したモデルの維持可能性が疑問視されています。 それはどういうことかというと、 日本の教育制度の成功を語る上でひとつ極めて重要な特徴が、子どもたちに非常に包括的(全人的)な教育 を
TOBIU CAMPから戻って考えたこと 今年も北海道の白老(シラオイ)で行われたTOBIU CAMPに出演した。 北海道にはアイヌ語由来の地名がとてもたくさんあるのだけれど、ここ白老はアイヌ語で「アブの多いところ」という意味らしい。ちなみに札幌は「乾燥した広いところ」というような意味があるとのこと。北海道だけでなく、本州にもアイヌ語が由来と思われる地名がたくさんあって、興味深い。 白老という地名についての由来を聞いたときには驚いて、アブに刺されたらどうしようと虫除けスプレーを買い込むなどして参加したけれど、初出演から4回目のこの日も、アブに刺されることはなかった。というか、アブを見かけたことがない。 TOBIU CAMPは地元のアートコミュニティの人たちが、廃校となった小学校と付近の森を少しずつ切りひらき、整備しながら、じわじわと根を張るように広がっているアートフェスティバルだ。ステージ
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’17年10月、米国ハリウッドの大物映画プロデューサー・ワインスタイン氏によるセクハラ疑惑が報じられたのを受け、女優のアリッサ・ミラノが、同様の被害を受けたことの女性たちに向けて、「#MeToo(私も)」を合言葉に名乗りを上げるようツイッターで呼びかけた。 これに応え、有名スターたちだけでなく一般人も続々と行動を起こし、やがて世界的なムーブメントになった。 日本にも瞬時に波及。「#MeToo」運動をきっかけに、政界、教育界、スポーツ界から元NHKの看板アナウンサーの事件まで、押さえ込まれていたセクハラ告発が噴出。長らくセクハラ後進国に甘んじていた社会が、「絶対にNO」と認識を変えた。 「昨年10月の『Black Box』の出版を機に、アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』はじめイギリスのBBCやフランスなど海外メディアからの取材が殺到しました。『#MeToo』運動のうねりのなかで、各国の女性
メジャーリーグは、既にレギュラーシーズンを終わって、ポストシーズンになりました。日本人選手の活躍ということでは、シーズンの序盤から中盤に素晴らしい投球をした黒田博樹、岩隈久志、ダルビッシュ有の3人の先発投手が注目されたわけですが、最後まで安定していたのは岩隈投手だけでした。 この内、黒田投手に関しては心身に疲労を蓄積した中で「負け越し」ということになったわけで、チームもファンも、そして恐らくは黒田投手本人もある種の心の整理は付いているのだと思います。ですが、よくわからないのはダルビッシュ投手です。調子は決して悪くはなかった中で、精神面での微妙な狂いが生じていた、私にはそう見えてなりません。 1つ気になる「事件」が起きたのは、9月4日のオークランド戦でした。優勝を左右する大切なゲームだったのですが、ダルビッシュ投手は投球回5回、6四球、2被本塁打、自責点5で敗戦投手になってしまっています。そ
先日、国会図書館で昭和31年度の『経済白書』を閲覧しようとしました。流行語「もはや『戦後』ではない」が載っている有名な白書です。 蔵書検索システムで「経済白書」「1956年以降」と入力し、検索。ところが「1959(昭和34)年」以降のものしか見当たりません。科学技術・経済情報室の司書に聞いても、見つからず。「国会図書館も有名な資料を所蔵していないものよ」と驚いたものでした。 じつはこれ、とんだ間違いでした。『経済白書』の正式名称は『年次経済報告』。これで再検索をしてみると、昭和26-43年度の資料が検索されます。さらに便利なことに、全文を内閣府のホームページから閲覧することもできるのです。 で、「もはや『戦後』ではない」。 一文だけ切りとると、「敗戦から10年。日本も混乱期を脱した」という、明るい将来を予兆するような意味合いで捉えられる向きがあります。けれども、前後を読むとそうではないこと
ネット選挙の導入にあたり、日本では、誹謗中傷や「なりすまし」に対する懸念などから、電子メールの送信をまずは政党や候補者に限定する制限をかけてネット選挙運動の解禁を認めた。 これに対し、お隣韓国では10年前から選挙でネットを活用する。2011年には憲法裁判所が「機会の均等や低コストというネットの特性はむしろ公職選挙法に合致する」との解釈を示して選挙運動上のネット利用規制を違憲と判断し、規制が完全に撤廃されている。 メディアと選挙の関わりを専門とし、12年末に韓国で実施された大統領選挙においては、朴槿恵(パククネ)大統領と争い落選した文在寅(ムンジェイン)候補陣営から選挙戦を見た慶應義塾大学総合政策学部専任講師の李洪千(リホンチョン)氏に話を聞いた。 「韓国では、選挙においてネットは日常的に使われるツールとなっており、政治側、有権者側ともにどう使いこなすのかに主眼がある」 これまで選挙における
日本の裁判所では、かつて傍聴人のメモが禁じられていたことを知っているだろうか。許されていたのは、司法記者クラブ用の「記者席」に座った記者だけ。フリーランスの記者やノンフィクション作家を含めた一般傍聴人は、開廷中、メモも取らずにじっと座っているしかなかった。この状況を変えるために立ちあがったのが、アメリカ人の弁護士で日本の司法制度を研究していたローレンス・レペタさんだった。それから30年。法廷で公開された映像をNHKに提供した弁護士が懲戒請求をされるような日本の現状に、レペタさんは「日本は30年経っても変わりませんね」とあきれ顔だ。 メモの騒音で裁判ができない?!レペタさんは、日本の国際交流基金から奨学金を受けるなどして、日本の経済法を研究していた。その一貫として、仕手集団「誠備グループ」の脱税事件に注目し、裁判の傍聴を重ねた。日本語でメモが取れる語学力はあった。ところが、裁判所はレペタさん
今日のニュースで2013年のシラスウナギ稚魚の漁獲量が昨年比で42%、過去最低の5.6tという報道がされて話題になってるけど、これどれぐらいヤバいかわかりますか。過去資料と比較してみないと、いまいちピンとこないよね。つくりました。国の資料の抜粋です。 見ての通りで特に付け加えることもないのですが、ピーク時には250t近く獲れたものが5tになった状況で、まだ漁業規制が敷かれてないというのがすごい。この状況に関する、水産資源管理研究者の勝川氏の言。 ウナギをどう看取るか? - 勝川俊雄 公式サイト 結論からいうと、ウナギは、もう詰んでいる。(略)日中台が協力して、これから禁漁したとしても資源が回復するかは微妙な情勢ではあるが、禁漁に近い措置を獲れる可能性はほぼ無い。 10年前なら、ニホンウナギを持続的に利用するという選択肢はあったかもしれないが、もうそういう段階ではない。「ニホンウナギの最後を
佐藤賢一の中の人 @ke_1sato 【伊達紋000a】先日、古本屋の市で見つけて衝動買いした本が『伊達紋雛形花結』上・下(宝暦12年刊)。国書総目録で調べた所、この本の現物はなかったらしい。つまり、今手元にあるこれが現存する唯一品。蔵書印から旧蔵者は三村竹清と判明。 http://t.co/kN0AJLy6Ck … 2013-06-25 14:59:22 佐藤賢一の中の人 @ke_1sato 【伊達紋000b】この本は当時の紋様デザインの集成で、200点ほど収録。蒔絵などの素材として使われていた。絵師は絵菱屋忠七。版元は京都の菊屋喜兵衛。以下、それらデザインを1点ずつ紹介していきます。数日間、不定期に投稿します。商業利用でない限り、画像は自由に使ってもらって結構です。 2013-06-25 15:05:29
「外国人嫌悪」 外国人嫌悪とは、外国人や異民族などのアウトサイダーと見られている人や集団を嫌悪、排斥あるいは憎悪する気質を指す言葉だ。経済のグローバル化が進んでいると言われて久しいが、私たち人間の“気持ち”の部分でのグローバル化はなかなか難しいようだ。 特に、人口の98.5%を日本人が占める国では外国人嫌悪が強いと揶揄されることも少なくない。日本に住む外国人のほとんどが多かれ少なかれ外国人差別を経験したことがあるという。 日本最古の英字新聞社であり、在日外国人向けに情報を発信する「JapanTimes」では度々、日本における外国人への差別が話題にのぼっている。そのなかでも最近、記者のデビットさんが書いた「Police, media must consider plight of those caught in linguistic dragnet」には多くのコメントが寄せられ、反響が大きか
新入社員に「社会人なら日経新聞を読め」と説教するおっさんは多い。が、これは「紙面の主張をコピペできるようになれ」という意味ではない。新聞は資格試験の教科書ではないし、丸暗記なんて無意味だ。私たちは観測と検証にもとづいて思考するべきで、誰かの主張を鵜呑みにしてはいけない。 「日本は輸出の国」 「円高は悪、円安が日本を救う」 ……などの「世間の常識」にも、いちどは疑いの目を向けてみたい。 ◆ 日経新聞が吠えている。 11年度、3年ぶり貿易赤字 過去最大の4.4兆円に http://s.nikkei.com/JcEv8w 「赤字」という言葉を聞くとドキリとするけれど、貿易赤字とは「輸入品のほうが輸出品よりも多かったですよ」という意味でしかない。円高により日本人の購買力が上昇しているのだから、輸入の割合が増えるのは当然だ。燃料や素材を円高のうちに買い貯めておこうとする企業も多いはずだ。貿易収支は、
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