関東大震災直後の朝鮮人・中国人虐殺事件から100年を迎えた今年、様々な追悼行事が行われたが、いっぽうで事件そのものを否定するかのような言動も目立った。筑摩選書『関東大震災と民衆犯罪』の著者にあらためて、本書執筆の意図とこの間の動向をどう見るかを尋ねた。 1.「死者をふたたび殺す」松野官房長官発言 Q 関東大震災百周年の今年、政府高官が朝鮮人虐殺事件を否定するような発言が相次ぎました。8月30日には松野博一官房長官が「事実関係を把握できる記録が、政府内に見当たらない」と発言しました。政府の姿勢に対してどのように感じますか? A 松野博一氏は、千葉県立木更津高校の出身です。震災直後、あの町では数百名の自警団が、警察署に収容中の朝鮮人を引き渡せと叫んで騒乱をくり広げました。1923年9月3日から実に3日間にわたっての事件でした。5日には日本刀や棍棒、鳶口で武装した自警団が、木更津駅前の巡査派出所
もうすぐ敬老の日ということで、“えのすい”で飼育している長寿の生き物たちを紹介します。 まずは魚類界から! 相模湾大水槽で飼育しているイセゴイ。 イゼゴイ大きな目ときらきら光る大きなうろこが特徴で、相模湾大水槽の中でゆっくりと優雅に泳いでいます。 そんなイセゴイは“えのすい”で飼育して39年が経ちました! 2万匹以上いる相模湾大水槽でイセゴイはこの1匹しかいません。 イセゴイが“えのすい”にやって来た経緯は、1984年水族館の東側にある境川の河口で一般の方が釣りをしていて、見たことのない魚を釣ったと旧江の島水族館に持ち込んだそうです。当時は10cm程だったそうですが、現在は50cm程に成長しています。 続いて海獣界から! サブプールで飼育しているカマイルカの「クロス」。 カマイルカの「クロス」背びれがカマの形をしていることからカマイルカという名前が付いていますが、「クロス」の背びれは先が欠
2023年4月9日、JR根岸線が全線開通から50年を迎えた。根岸線は沿線に桜木町、関内などの繁華街や根岸湾沿いの工業地帯、洋光台・港南台などの広大なベッドタウンを持つ、横浜市南部の主要交通機関である。しかし、ほとんどすべての列車が京浜東北線、横浜線との直通運転を行っているため独立した路線としての存在感が薄く、神奈川県民以外には馴染みのない路線かもしれない。 今回は根岸線にまつわる“7つの謎解き”をしながら、どのような路線なのか見ていくことにしよう。 根岸線は「どこからどこまで」か ■Q1:根岸線の起点はどの駅? 日本で最初に鉄道が走ったのは1872年10月、新橋―桜木町間においてである。それから150年目の昨年は、「日本の鉄道150年」ということで大いに盛り上がった。 桜木町以遠の現在の根岸線区間の延伸について、正式に鉄道会議(鉄道省)の議題に上ったのは意外に早く、戦前の1936年12月の
8日午後4時40分ごろ、横浜市鶴見区のJR鶴見線浅野駅の線路内に、ヤギ2頭が侵入した。同駅に入ってきた鶴見発浜川崎行き普通電車が緊急停車し、一時的に運行ができない事態になった。乗客やヤギにけがはなかった。 【写真で見る】「ヤギえんちょう」侵入の謝罪文が掲載された入船公園のホームページ 同駅に隣接する入船公園の担当者によると、ヤギ2頭は同園で放し飼いにされていて、金網を破って線路内に侵入したとみられる。同駅から連絡を受けた同園職員3人が駆け付けたところ、2頭は線路脇の雑草を食べていたという。2頭は職員に捕獲され、破れた金網も修復された。 同園のヤギは「ヤギえんちょう」の名で親しまれていて、同園内の除草に一役買っていた。週末にはヤギとふれ合うイベントも開かれていた。同園は「皆さまにご迷惑をおかけして大変申し訳ない。今後このようなことのないよう対策する」とコメントした。 JR東日本横浜支社による
「今昔マップ」というwebサービスがある。明治以降の古地図と現在の地図を並べて表示できるというもので、各時代における土地利用の変遷を知ることができる、とても面白く為になるサイトだ。 私は夜な夜な昔の地図と今の地図を見比べてニヤニヤしていたりするのだが、そんな折にふと思った。現在まで残る明治の道はどれだけあるのだろう。例えば歩いて一日ぐらい掛かる距離の目的地を設定し、そこまで昔の道だけを歩いて辿り着くことはできるのだろうか。 その疑問を解消すべく、私が住んでいる神奈川県の中央部から出発し、明治時代の地図に記されている道だけを辿って県南の江ノ島まで行くことができるのか、試してみた。 *この記事に使用している地図は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したものです。 *「今昔マップ on the web」の地図は、国土地理院発行の5万分1地形図、
2018年、秋。おれは9月末ころより体調を崩していた。10月、11月、やや快方に向かった。 秋は散歩を誘う。安アパートのドア向かいに生えている花の写真ばかり撮っているわけにはいかなくなった。 いかなくなった、というわけではないけれど。 さあ、旅立とう。どこへ? 大船へ! ……大船は旅立つ先ではないのである。おれは鎌倉にずっと住んでいた。ゆえに、大船は行き先ではない。帰るところである。京浜東北線でいえば、現住所の山手から「帰る」場所に大船はある。 大船。子供心には「鎌倉市」や「藤沢市」のように「大船市」があるのではないかと思っていた。大船は、少し大きな街であった。ただ、少し大きい街であると気づいたのはしばらく経ってからであった。 大船駅を西と東に分けよう。分けたら、東口の方が開発されている街、ということになろう。が、それは藤沢のような開け方ではない。大きなビルもない。大船仲通り商店街というス
■ 関連タグ 小川くに子 津久井山ゆり園 社会福祉法人かながわ共同会 神奈川県議会議員 小川くに子 2018年7月31日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 障害者支援施設、神奈川県立津久井山ゆり園に夜間に押し入った元職員が、入所者19名殺害、26名に重軽傷を負わせるという前代未聞の悲惨な事件は、社会を震撼させた。 その元職員を雇用していた「社会福祉法人かながわ共同会」(以下共同会)に対しては、県からいまだに何のペナルティーも課せられず、平成36年度までの指定管理期間は、継続して山ゆり園を運営させるという方針を県は打ち出している。 県は60億円以上の予算をかけて、新しいタイプの障害者支援施設建設を計画している。新しいタイプの施設は、これまでとは支援内容や運営形態が全く変更されるにもかかわらず、指定管理者を再募集する事はせずに、引き続き共同会に運営させる
海沿いにあるコンビニエンスストアの駐車場で懐かしい顔を見かけた。軽自動車から出てきたそいつは中学時代のクラスメイトで「不良」に分類されるタイプの人間だった。シンナーもタバコもやらなかったわりに僕はヤニそいつと仲が良く、アイアン・メイデン、モトリー・クルー、ブラック・サバス、メタリカ、そいつがセレクトしたヘビーメタルばかりを入れたソニー製のカセットテープ(通称「メタルカセット」)を貰ったりもした。決して友人ではなかった。そいつからはゲンコツやビンタや強烈なデコピンを食らってヘコヘコしていたので、僕にはそいつの配下になった気はないが、そいつは僕のことを子分の1人と考えていたのは間違いない。心外だが仕方ない。僕と子分1号2号の違いに気づく人はいなかったのだから。 そいつは芸術的なまでに勉強が出来なかった。九九も出来たか怪しいものだ。中学時代の僕はお陰さまで勉強をしなくてもそこそこ優秀だった。受験
小田原の駅弁に こゆるぎ弁当、こゆるぎ茶飯というのがあります。 こゆるぎとは何かについては そのパッケージに書かれています。 こゆるぎ”と言う名称は、神奈川県(昔の相模国)に現在三か所あります。 その一つに大磯より西河岸一体を「こゆるぎの磯」と言い、 その沿岸沿いを「こゆるぎの里」と称しております。 また一説によりますと、小田原という地名がどんな語源から起きたものなのか、 古くから種々の議論がありますが、「小由留木(こゆるぎ)」の文字を、 草書体に書いたのを読み誤って起きたのだそうです。 小由留木を草書で書いてみますと、 左が原。 右が 留と木。連綿体で書いたら確かに似ています。 なるほどね。 読み間違えたというより わざと換えたのかもしれない。 なぜなら、こゆるぎとは 「揺れる土地」を意味しているから。 のどかな語感ですが、 地勢を正しく表しているのです。 さっき地震があって揺れましたね
都道府県コード14,関東地方神奈川県,市町村白地図イラスト,無料白地図 最近、神奈川県が猫に似ているという話を何かの本で見かけて、ああいわれてみれば確かにと思ったという軽いネタです。横浜あたりが口で川崎が鼻先、川崎市麻生区(百合丘からよみうりランドあたり)が猫耳、三浦半島が前足、相模湾がお腹、小田原市から伊豆半島の付け根にかけてが後ろ足、丹沢湖から三国峠にかけてが尻尾という感じ。 たぶん喉仏にあたる根岸あたりから下の根岸線沿線をくすぐってやればゴロゴロ喉をならし、茅ヶ崎から大磯あたりを見せてくれたら服従の証、背中にあたる横浜市中央区から相模原市あたりは触られるとくすぐったがる子もいますね。んで浦賀~観音崎が前足の関節、三浦半島先端の城ケ島公園が肉球だ。んで神奈川県がオス猫かメス猫かは熱海にいけばわかる?はず。あ、そうなると千葉県って鰹節っぽくみえてくるな・・・東京湾を挟んで鰹節にシャーって
Twitterに投稿された適当すぎる北海道地図が話題になっています。Togetter「北海道をテキトーに分類した図が分かりやすすぎるwww」にも一部地域の人涙目な反応がまとめられています。 「札幌」「函館」はギリギリOK(?)だとしても、それ以上に広い地域を「動物園」「牧場」でひとくくりにする大胆な適当ぶり。北部の「さむい」「流氷」や、釧路方面に実際にある標識をネタにした「ジャスコこの先130km」など抽象と象徴を巧みに使い分けて北海道を分類しています。極めつけは札幌と函館の間にある「なにか」。なにか住民からは「室蘭市民を敵にまわしとりますな」「洞爺湖温泉も忘れないであげて!」といった悲痛な叫びがあがっています。 この「適当地図」は他の投稿者による神奈川県版が元ネタとなった様子。こちらも多くの地域が「なにか」でひとくくりにされています。 だいあいあってる 画像:@ponoyukuさん 関連
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