イオン北海道(札幌)は2日、西友(東京都武蔵野市)の道内全9店舗を10月に買収すると発表した。店舗はいずれも札幌市内にあり、買収金額は170億円。イオン北海道は継承する店舗の営業を続けるが、10月以降、店名を「イオン」などに変更し、1973年に進出した西友の名称は道内から消える。道内では今年2月にイトーヨーカ堂(東京)が全店撤退を表明したばかり。物流経費が増え、流通事業者のコスト負担が高まっていることを背景に、道内の小売り再編が加速している。
札幌発祥の焼きたてパンブランド「HOKUO」(北欧)がその灯を消す。全国で唯一残っていた「HOKUOアピア店」(札幌市中央区)が3月22日(火)に営業を終了、1980年から紆余曲折を経ながらも続いたブランドが42年で閉じる。(写真は、3月22日で閉店する「HOKUOアピア店」) 「HOKUO」を展開する旧北欧は、焼きたてパンのチェーン展開を先駆的に進めた札幌のパン製造販売会社。バブル期には「パンの博物館」(札幌市西区)を開館するなど積極拡大。それが裏目となり経営が行き詰まり、事実上の倒産に追い込まれた。その後、創業者の子息が「HOKUO」を継承、北欧STプラン(本社・札幌市西区)を2010年に立ち上げて、店舗を縮小しながら「HOKUO」のブランドを展開してきた。 しかし、承継時に前経営者の負債を一部背負いこんでスタートしたため、経営は順調には進まなかった。出店先の家賃負担などが響き、札幌市
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