ヤマトホールディングス(HD)が31日に発表した2019年4~6月期の連結決算では営業損益は61億円の赤字だった。前年同期は95億円の黒字。「一連の値上げは何だったのか」と市場関係者は失望を隠さない。20年3月期通期の営業利益見通しは過去最高の720億円で据え置いたが、市場では下方修正懸念も出始めている。人手不足の緩和に向けた積極的な人材関連投資の必要性を巡り、会社側と市場の溝は深まるばかりだ。
ヤマトホールディングス(HD)が31日に発表した2019年4~6月期の連結決算では営業損益は61億円の赤字だった。前年同期は95億円の黒字。「一連の値上げは何だったのか」と市場関係者は失望を隠さない。20年3月期通期の営業利益見通しは過去最高の720億円で据え置いたが、市場では下方修正懸念も出始めている。人手不足の緩和に向けた積極的な人材関連投資の必要性を巡り、会社側と市場の溝は深まるばかりだ。
宅配便最大手のヤマト運輸が、2017年度に扱う荷物量を前年度より約8千万個減らす計画を撤回したことが分かった。大口の法人客などと荷物量の抑制を交渉し、疲弊する宅配現場の労働環境の改善につなげる方針だったが、当初計画を見直して削減幅を3600万個に下方修正した。想定以上に法人客が値上げを受け入れて取引を継続するためとしている。 当初計画では、荷物量を16年度の18億6700万個から17億8500万個に減らす目標を掲げたが、この目標を18億3100万個に修正した。値上げを嫌って他社に流れる顧客が思ったほど出ず、計画の修正を余儀なくされた形だ。 ヤマトが6日発表した8月の荷物量は1億5027万個。前年同月を2・6%上回り、8月として過去最多だった。前年同月を上回るのは2年5カ月連続で、インターネット通販の荷物量の増加が続いている。17年度に入ってからの累計の荷物量も4・2%増となっている。 ヤマ
従業員だけが割を食う過剰サービスからの撤退に賞賛の声が相次いでいます。詳細は以下から。 Amazonでポチった当日に荷物が届く当日配送。確かに極めて便利ではありますが、そのサービスは流通業界からすれば非常に苛烈な要求でしかありませんでした。 宅配最大手のヤマト運輸は最大の取引先でもあるAmazonの当日配送サービスから撤退する方針を固めました。理由としては夜間配達の荷物が増加し、人手不足という現状の中で従業員の負担が激増しているためです。 これを受け、Amazonは一部地域で当日配送を日本郵便に振り分け始めていますが、日本郵便の配送能力はヤマト運輸の1/3程度とされており、将来的にヤマト運輸が当日配送からの全撤退を目指しているため、Amazonが当日配送サービスの量や地域を縮小する可能性があります。 Amazonは大口割引でヤマト運輸に運賃を支払っているため採算が悪く、取引停止も辞さない考
宅配便最大手ヤマトホールディングス(HD)が、約7万6千人の社員を対象に未払いの残業代の有無を調べ、支給すべき未払い分をすべて支払う方針を固めた。必要な原資は数百億円規模にのぼる可能性がある。サービス残業が広がる宅配現場の改善に向け、まずは未払い分の精算をしたうえで、労使が協力してドライバーの労働環境の正常化を進める。 サービス残業が社内で常態化していることを大手企業が事実上認め、全社的に未払い残業代を精算して支払うのは極めて異例。サービス残業や長時間労働が常態化している企業の労務管理に一石を投じる動きだ。 宅急便を手がける事業会社、ヤマト運輸で働くフルタイムのセールスドライバー(SD、約5万4千人)と営業所の事務職員(約4千人)、ヤマトHD傘下のグループ会社で働く社員(約1万8千人)が対象。フルタイムのドライバーは全員が対象になる。 ヤマト運輸は昨年8月、SDだった30代の男性2人
東日本大震災でいち早く現地での配達業務を始めたのが佐川やクロネコヤマトだった。これが3/20付のNHKニュース。 ヤマト運輸が東北全県で配達再開 宅配便大手のヤマト運輸は、東北地方の道路が一部復旧したことなどから、大震災のあと、取り扱いを休止していた岩手、宮城、福島の3つの県に宛てた荷物の取り扱いを、21日から再開し、東北地方のすべての県に向けて荷物の配達ができるようになります。 ヤマト運輸は、東北関東大震災の発生以降、休止していた東北地方向けの荷物の取り扱いについて、道路が一部復旧したことなどから今月18日から青森、秋田、山形の3つの県向けに限って配達を再開していました。 これに加えて会社側では、21日正午から岩手、宮城、福島の3つの県に宛てた荷物の取り扱いも再開し、東北地方のすべての県向けの荷物の配達ができるようになります。ただ、一部の地域では、営業所まで荷物を引き取りに行く必要がある
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く