「なぜなぜ分析」は、品質管理や労働安全管理などの分野で、よく用いられる手法だ。発生した問題事象の根本原因を探るために、「なぜ?」「なぜ?」とくりかえして掘り下げていく。この問いかけを“5回はくりかえせ”と、よく指導しているため、別名「なぜなぜ5回」とも呼ばれる。元々、トヨタが発祥の地であり、トヨタ生産方式の普及とともに、他の業界や分野でも使われるようになった。 図は、トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一氏の著書から一例をとって、図示したものだ。工場内のある生産機械が故障してとまったとき、「なぜ機械は止まったか?」の問いに、「オーバーロードがかかって、ヒューズが切れたからだ」と答えただけでは、じゃあヒューズを交換して再起動すればいい、という答えしか出てこない。 しかし、なぜオーバーロードがかかったのか?→ (2)軸受部の潤滑が十分でないからだ、とほりさげ、 さらに (3)潤滑ポンプが十分組
Fitzpatrik と Collins-Sussman「Team Geek」を読んだ。体系化された方法論として書かれているわけではないので、内容をそのまま紹介することが難しい。この本で問題であると指摘されていることのうち、自分がやってきたこと、どう対処しようとしているかを書いておく。 ※ 誤字脱字、分かりにくい表現、スタイルをリライト。ロジックはそのまま。-- 2014/04/24 8時半ごろ で、でたーw 天才じゃないのがばれるのが嫌だから、途中の成果を隠奴〜w Most programmers are afraid to share work they've just started, because it means peers will see the mistakes and know the author of the code is not a genius. これは自分に
久しぶりのPFPワークショップ。今回のテーマはKPTで、最近この本を書かれた天野勝さんにワークショップをお願いしました。 これだけ! KPT/天野 勝 ¥1,512 Amazon.co.jp アジャイルの心得のある人ならば、必ず「ふりかえり」を実践するはずで。ふりかえりなきアジャイルはあり得ない、ぐらいな。 ふりかえりのツールは数多くあるのですが、KPT(けぷと)はその中で最も知られた手法だと思います。 自分たちにとっては熟知しているはずのKPT。それにも関わらず、今回のワークショップではKPTの凄まじい「改善力」をビンビンと感じる、エキサイティングな内容でした。 会場は渋谷の素敵空間VOAGEグループさんの「OASYS」をお借りしました。 まるで映画に出てくる図書館のようなところです。 KPTをご存知ない方は、こちらのバイブル的資料をご参照ください。 「プロジェクトファシリテーション実践
Copyright (c) 2006-2022 ESM, Inc. Oblove, AMANO Masaru 1/60 プロジェクトファシリテーション 実践編 ふりかえりガイド (株)永和システムマネジメント オブラブ 天野勝 第 1 版 2006 年 6 月 7 日 第 30 版 2015 年 8 月 23 日 第 31 版 2015 年 8 月 30 日 第 32 版 2015 年 11 月 24 日 第 33 版 2016 年 4 月 25 日 第 34 版 2018 年 1 月 27 日 第 35 版 2021 年 5 月 13 日 第 36 版 2022 年 10 月 30 日 オリジナル:http://ObjectClub.jp/community/pf/#material このドキュメントは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(帰属 2.0)の下 で提供しています。このライ
テストを軸としたソフトウェア品質の改善 を軸 ウ 品質 改善 ソフトウェアテストシンポジウム新潟 2011 2011/2/18(金) 電気通信大学 大学院 情報理工学研究科 総合情報学専攻 経営情報学コース © NISHI, Yasuharu 総合情報学専攻 経営情報学コ ス 西 康晴 自己紹介 自己紹介 • 身分 トウ 学 研究者 – ソフトウェア工学の研究者 » 電気通信大学 電気通信学部 システム工学科 » ちょっと「生臭い」研究/ソフトウェアテストやプロセス改善など – 先日までソフトウェアのよろず品質コンサルタント • 専門分野 – ソフトウェアテスト/プロジェクトマネジメント /QA/ソフトウェア品質/TQM全般/教育 共訳書 • 共訳書 – 実践ソフトウェア・エンジニアリング/日科技連出版 – 基本から学ぶソフトウェアテスト/日経BP – ソフトウェアテスト293の鉄則/日経
1 © NISHI, Yasuharu テストの改善、テストによる改善 ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)2009東海 2009/10/16(金) 電気通信大学 電気通信学部 システム工学科 西 康晴 © NISHI, Yasuharu 2 自己紹介 • 身分 – ソフトウェア工学の研究者 » 電気通信大学 電気通信学部 システム工学科 » ちょっと「生臭い」研究/ソフトウェアテストやプロセス改善など – 先日までソフトウェアのよろず品質コンサルタント • 専門分野 – ソフトウェアテスト/プロジェクトマネジメント /QA/ソフトウェア品質/TQM全般/教育 • 共訳書 – 実践ソフトウェア・エンジニアリング/日科技連出版 – 基本から学ぶソフトウェアテスト/日経BP – ソフトウェアテスト293の鉄則/日経BP – 基本から学ぶテストプロセス管理/日経BP • もろもろ – T
今いる社員を収益を生む考え方と行動に変える「考動知図」:改善を積上げる土台:現場の「こうしたほうが、いいのに」をみんなで積上げて「強み」へ PDCA cycle (plan-do-check-act cycle 第二次世界大戦後、品質管理を構築した ウォルター・シューハート(Walter A. Shewhart)、 エドワーズ・デミング(W. Edwards Deming)らが提唱した。 このため、シューハート・サイクル(Shewhart Cycle) またはデミング・ホイール(Deming Wheel)とも呼ばれる。 PDCAサイクルという名称は、 サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。 事業活動における生産管理や品質管理などの 管理業務を円滑に進める手法の一つ。 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階
小川 明彦, 阪井 誠 : チケット駆動開発 日本のソフトウェア開発の現場で生み出された「チケット駆動開発」という概念を、数多くの実例を元にモデル化・体系化を試みた最初の本。 小川 明彦, 阪井 誠 : Redmineによるタスクマネジメント実践技法 Redmineによるチケット駆動開発の実践技法に関する最初の本。アジャイルなソフトウェア開発への適用方法、TestLinkによるテスト管理手法についても言及。 清水 吉男: 「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意 組込システム開発をベースとして、ソフトウェア開発特有のスタイルである派生開発、特にXDDPについて解説した世界でも稀な本。既存製品を保守するのではなく継続的に機能追加していく昨今の開発では、派生開発特有の問題を意識しなければならない。XDDPはプロセス論だけでなく、要件定義などの上流工程の品質改善にも役立つので注意。 Le
マネジメント 新しいチームのあり方を探求 就活 就活生必見!サイボウズの疑問 ティール組織 会社の「あたりまえ」が変わる 多様性 100人100通りの個性 ワークスタイル 働き方、生き方、もっと自由に 青野慶久 サイボウズ社長の想いと覚悟 キャリア 人生の「積み上げ方」を見直す 複業 複数の「本業」をもつ働き方 人事制度 多様な働き方を支える仕組み マンガ サクッと手軽に読める! 先日、大学時代の同級生と久々に会う機会がありました。 卒業してからだいぶ時間がたっていますので、多くの人はもう会社で「後輩」を指導する立場になっているようです。後輩の指導は、上司や先輩とよい関係を築いたり、あるいは自分自身の仕事を推進する場合とはまた違った苦労があると聞きます。実際、色んな人から「うちには、こんな困った後輩がいる」という話を聞きました。 その中でも、とあるIT系の会社に就職した友人が指導することに
ソフトウェアの開発に関わるエンジニアの中でも特殊なスキルを持つテストエンジニア。そのテストエンジニアをマネジメントする上で、彼らのモチベーションを上げるにはどうすればいいのでしょうか? ソフトウェアのテストに関わるエンジニアが集まる国内最大のイベント「ソフトウェアテストシンポジウム 2014 東京」(JaSST'14 Tokyo)が、3月7日と8日の2日間、東洋大学 白山キャンパスで開催され、その基調講演に英国コンピュータ協会のStuart Reid(スチュアート・リード)氏が登壇しました。 (本記事は「テストエンジニアのモチベーションを上げるにはどうすればいいか (前編) JaSST'14 Tokyo」の続きです) ダニエル・ピンクのMotivation 3.0 2010年に発表されたダニエル・ピンクのMotivation 3.0では、モチベーションには3つの要素、やりがい、自主性、目的
ソフトウェアの開発に関わるエンジニアの中でも特殊なスキルを持つテストエンジニア。そのテストエンジニアをマネジメントする上で、彼らのモチベーションを上げるにはどうすればいいのでしょうか? ソフトウェアのテストに関わるエンジニアが集まる国内最大のイベント「ソフトウェアテストシンポジウム 2014 東京」(JaSST'14 Tokyo)が、3月7日と8日の2日間、東洋大学 白山キャンパスで開催され、その基調講演に英国コンピュータ協会のStuart Reid(スチュアート・リード)氏が登壇しました。 リード氏はソフトウェアテストの国際標準であるISO/IEC/IEEE29119シリーズを作成している会議体の議長を務め、また英国コンピュータ協会のソフトウェアテスト研究グループの長でもあります。ソフトウェアテストの分野で国際的にも著名なリード氏の講演を、ダイジェストで紹介します。 私がこの業界に入って
些末なコードレビュー - naoyaのはてなダイアリー なおやさんのエントリーを読んで改めて感じました。これはコードレビューについての話ですが、言いたいことは本質的なことについて話せるかどうかという点だと思います。 いい加減、「コミュ力」という単語で片付けるのはやめよう 「エンジニアはコミュ力がない」とかいわれますが、コミュ力とかいう単語1つで片付けてほしくないです。少なくとも普段の会話におけるコミュニケーションと仕事におけるコミュニケーションって別物ですよね。 先ほどのコードレビューの話ですが、仕事においてのコミュニケーションってどれだけ本質について話せるかなんですよ。要するに、情報を整理して正しく相手に伝えるということ。となると、仕事におけるコミュニケーション力って職種とは直接的に関係してこないと思っています。 「コミュニケーション能力」の意味の違い 「仕事におけるコミュニケーション能
サルでも分かるアジャイルとウォーターフォールをハイブリッドしたマネジメント・デザインパターン - プロマネブログ 前回からの続きです。 以下、3部作の3本目となります。 ウォーターフォール開発とアジャイルの本質 - プロマネブログ サルでも分かるアジャイルとウォーターフォールをハイブリッドしたマネジメント・デザインパターン - プロマネブログ 炎上プロジェクトの責任はプロマネが9割 - プロマネブログ 追記)ブコメで誤字の指摘がありましたので、訂正します。。。お恥ずかしい NetPenguinさん、ご指摘ありがとうございます 改めて考えたいプロマネの仕事 プロマネの仕事とは、PMBOKのプロジェクト管理に関する観点をマネジメントする、と言えます。 統合 ・・・ チーム内の意思統一 スコープ ・・・ 目標、成果決定 タイム ・・・ 期限、スケジュール管理 コスト ・・・ 予算、費用管
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