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民俗学と妖怪に関するturu_craneのブックマーク (7)

  • 鬼とは何者か―差別、偏見、排除の日本史

    多くの日人が「鬼」と聞いて思い浮かべるのは、「桃太郎」の挿絵などで目にする、角2、ギョロ目で金棒を振り回す赤鬼、青鬼だろう。かつて鬼はリアルな脅威で、古代の歴史書にはその出現が事件として記録され、鬼とみなす対象もさまざまだった。時代が下るにつれ、妖怪の一種として、主に物語の中で語られるようになる。日人にとって、鬼とは何者なのか。宗教史学者の小山聡子氏に聞いた。 小山 聡子 KOYAMA Satoko 二松学舎大学文学部教授。1976年生まれ。専門は日宗教史。2003年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。博士(学術)。主な著書に『往生際の日史―人はいかに死を迎えてきたのか』(春秋社、2019年)、『もののけの日史―死霊、幽霊、妖怪の1000年』(中公新書、2020年)。共編著に『幽霊の歴史文化学』(思文閣出版、2019年)。最新刊に『鬼と日人の歴史』(2023年、ち

    鬼とは何者か―差別、偏見、排除の日本史
  • 列伝体 妖怪学前史 [978-4-585-32010-4] - 3,080円 : 株式会社勉誠社 : BENSEI.JP

    「妖怪は〈アカデミック〉ではない」と言われた時代―。 そんな時代にも妖怪に魅了され、情熱をもって研究をしていた者たちがいた。 現代の妖怪学に影響を与えた23人が刻んだ点と線を、250点超の貴重図版とともに紹介。 戦前・戦後(前)・戦後(後)それぞれの時代の通史、重要な刊行物・用語・動向について解説した〈妖怪学名彙〉、充実のコラム、1870~1996年までの妖怪学の流れをまとめた「妖怪学参考年表」などを付す。 邦初! 妖怪学〈以前〉の流れを捉えた一冊! ◉京極夏彦氏、推薦!◉========================== 「妖怪」の時代を創った先駆者たちを 「妖怪」の次代を担う猛者たちが語る。 そして「妖怪」は生き永らえる。 ―――お化け友の会代表代行・京極夏彦 ===================================== 【書の特色】 ・研究者のみならず、漫画家、妖

  • アマビエブームで見逃されたこと 民俗学者が書く「物言う魚」の本質

    ウイルスが生み出した“祭り” 「予言する妖怪」たちの多彩な顔ぶれ アマビエは「災難の象徴」である 新型コロナウイルスの流行以降、想像上の存在が、にわかに注目を集めています。SNS上では、妖怪や大仏のイメージが流行。「疫病退散」の願いを込め、その姿を描いて拡散したり、仮想の「仏像」を造るアプリを使ったりする動きが広まりました。とりわけ人気なのが、流行病を予言する三足の幻獣(げんじゅう)「アマビエ」です。民俗学者・畑中章宏さんは「その姿を消費するだけでなく、決して忘れてはいけない」と警鐘を鳴らします。「予言獣」の起源が示す「災難の象徴」という質についてつづってもらいました。 民俗学者が感染症について書く理由 民俗学者がなぜ感染症について叙述するのか。民俗学のひとつの方法として「世相史」を編むということがある。代表的な仕事は柳田国男の『明治大正史世相篇』(1931年)だ。 柳田は近過去の流行

    アマビエブームで見逃されたこと 民俗学者が書く「物言う魚」の本質
  • 新型コロナ封じで流行中の妖怪「アマビエ」の正体とは? 本気のアマビエ研究者がわかりやすく解説します!【ふーぽコラム】

    現在、Twitterなどネットで大流行中の妖怪「アマビエ」 。 その姿を描き写すことで、疫病の流行を防ぐご利益があるといわれており、現在の新型コロナウイルス流行の中、さまざまな人がアマビエの姿を描いたイラストをネットにアップして、それが拡散しているんです。 だけど、そもそもアマビエっていったいどんな存在なのでしょう。 長年アマビエについて調査し論文を発表するなど、アマビエ研究の第一人者である長野栄俊さん(福井県在住)が、わかりやすく徹底解説します。 (※小見出しと「ひとこと」は編集部が挿入しました) 新型コロナウイルス流行によって、140年ぶりに現れた妖怪のナゾと真実とは?! \このコラムが書籍に掲載されました!/ ⇒ネットで話題の「#みんなのアマビエ」が書籍化! 人気クリエーターらのイラストや立体作品が満載です。なんと「ふーぽ」も登場します!!!

    新型コロナ封じで流行中の妖怪「アマビエ」の正体とは? 本気のアマビエ研究者がわかりやすく解説します!【ふーぽコラム】
    turu_crane
    turu_crane 2020/03/20
    アマビエ人形欲しい
  • 座敷わらし52例の検討 -座敷わらしは幻覚か?- - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文

    非常に興味をそそられる論文を読んだ.「Lewy小体病における幻覚とザシキワラシとの類似点―民俗学史料への病跡学的分析の試み―」獨協医大の駒ヶ嶺朋子先生らによる意欲的な論文である. まず論文の書き出しにワクワクさせられる. 「神経内科で出会う訴えの中には,妖怪や幽霊,怪物などの民間伝承のようなエピソードが時にある.民間伝承は世界各地に種々の形で存在し,その多くが空想の産物と捉えられている.しかし,普遍性の背景には何らかの根拠が存在する可能性があると仮定もできる」 そして論文では,妖怪として有名な「座敷わらし」とは,パーキンソン病やレビー小体型認知症といったレビー小体病の幻覚なのではないかという仮説を検証している.この仮説は以前から耳にしたことがあったものの,多数例で(!)検証されたことはなかった.著者らは,「座敷わらし」様の幻覚を呈したパーキンソン病の1例を紹介したあと,明治から大正期に蒐集

    座敷わらし52例の検討 -座敷わらしは幻覚か?- - Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
  • 日本人にとって「妖怪」とは何か(小松 和彦)

    人間学としての妖怪学を求めて (文・小松和彦) 1994年に起こった怪異・妖怪ブーム このたび講談社学術文庫化された『妖怪学新考』を最初に出版した1994年は、振り返って見ると、怪異・妖怪文化にとって特記すべき年であった。 その年の3月に、今では妖怪文化研究者必読の一冊となっている田中貴子『百鬼夜行の見える都市』(新曜社)が刊行され、7月には空前の安倍晴明・陰陽師ブームの火付け役となった岡野玲子の『陰陽師』(原作夢枕獏、スコラ)の単行第一巻が、さらに9月には妖怪に素材を求めた推理小説作家として現在大活躍している京極夏彦のデビュー作『姑獲鳥の夏』(講談社)が刊行されている。 多摩丘陵の開発を進める人間に「化け学」を駆使して挑戦する狸たちを描いた高畑勲監督作品『平成狸合戦ぽんぽこ』が公開されたのも、この年の夏であった。そして、この頃から毎年のように日各地の博物館や美術館で、妖怪画を中心とし

    日本人にとって「妖怪」とは何か(小松 和彦)
    turu_crane
    turu_crane 2015/08/03
    小松先生の記事
  • 7月18日、妖怪画の秘密が解き明かされる!「多田克己presents 妖怪玉手箱 vol.9 ~妖怪画絵解き尽くし~」 | 大学入学・新生活 | 学生トレンド・流行 | マイナビ 学生の窓口

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