タグ

ブックマーク / japan.zdnet.com (23)

  • トーバルズ氏、Rust導入やM2搭載「MacBook Air」について語る

    筆者はLinus Torvalds氏を数十年前から知っているが、コロナ禍が始まってからは、対面でインタビューを行う機会が無かった。しかし、世界のLinuxのトップ開発者が集まる年次会合である2022年のLinux Plumbers Conferenceで、とうとう再び対面で話を聞く機会を作ることができた。 Torvalds氏はカンファレンスが始まる直前、オランダ領西インド諸島のボネール島で6日間をスキューバダイビングをして過ごしていたという。もし選べるのであれば、「カンファレンスに出るよりもダイビングをしていたい」と同氏は語った。誰だってそうだろう。 またTorvalds氏は、自分はLinuxカーネルの仕事をたくさんしているが、ワーカホリックではないとも述べた。 これだけの年月が経っても、いまだにこの仕事をしていられる理由は、仕事を離れる時間を取れるからだ。しかしすぐに飽きてしまうので、長

    トーバルズ氏、Rust導入やM2搭載「MacBook Air」について語る
  • トーバルズ氏と振り返る、30年前に"趣味"で始まった「Linux」の初期やこれまで

    1991年8月25日、フィンランドの大学院生だったLinus Torvalds氏が、USENETの「comp.os.minix」グループで、「386(486)ATクローン用の(フリーの)OS(単なる趣味で、GNUのような大規模なものでもプロフェッショナルなものでもない)」に取り組んでいると発表した。誰も、Torvalds氏さえも予想しえなかったかもしれないが、この技術はいつまでも変化し続けることになる。 それから30年を経て、LinuxITを支配する存在になっている。GoogleやFacebook、Wikipediaなど、ほぼすべての主要ウェブサイトがLinuxで動いている。クラウドでも状況は同じだ。Microsoftの「Azure」を見ても、最も利用されているOSはLinuxだ。スーパーコンピューターについて言えば、世界最速のスーパーコンピューター500台すべてがLinux系を利用して

    トーバルズ氏と振り返る、30年前に"趣味"で始まった「Linux」の初期やこれまで
  • トーバルズ氏が考える、LinuxにおけるRustの居場所とは

    Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2021-03-31 07:30 Linuxはプログラミング言語Cの申し子のような存在だ。しかし時は流れ、状況は変わった。RustLinuxのシステム記述言語として採用しようという動きが少しずつ支持を集めてきている。例を挙げると、Linuxカーネル開発者のための年次カンファレンス「Linux Plumbers Conference(LPC)2020」において、開発者らはLinuxのインラインコード部分でのRustの採用を真剣に議論していた。その議論は現在どうなっているのだろうか?筆者はLinuxの父と目されるLinus Torvalds氏と、Linuxの安定版カーネルのメンテナーであるGreg Kroah-Hartman氏から考えを聞いた。 これはRustに魅

    トーバルズ氏が考える、LinuxにおけるRustの居場所とは
  • "Linuxの父"トーバルズ氏が評価するAMD、そしてインテル

    Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2021-01-09 08:30 Linus Torvalds氏は、Linuxのビルドに使用する高性能コンピューターのプロセッサーとして、Intelベースのものを15年にわたって使用してきた。その同氏がここに来てマシンを乗り換え、「AMD Ryzen Threadripper 3970X」ベースの「フランケンボックス」を使用し、世界で最も重要度の高いOSであるLinuxをビルドするようになった。乗り換えから数カ月がたった今でも同氏は満足しており、Real World Technologiesのフォーラムに「このところAMDを使っており、とてもハッピーだ」と記している。 Torvalds氏は同フォーラムで、AMDのプロセッサーから得られるコストあたりのパワーが優れ

    "Linuxの父"トーバルズ氏が評価するAMD、そしてインテル
  • マイクロソフト発のオープンソース言語「TypeScript」、生みの親が語る開発当初や背景

    今やTypeScriptはウェブアプリ開発時に最初に検討される言語となっているが、開発が始まった2010年頃は、まだオープンソースに恐れを抱いていたMicrosoft文化のなかで、ゆっくりと歩を進めていく必要があった。 TypeScriptの共同創案者であり、デンマークのソフトウェアエンジニアであるとともにMicrosoftのテクニカルフェローも務めているAnders Hejlsberg氏は米ZDNetに対して、Steve Ballmer氏が同社の最高経営責任者(CEO)だった2010年に、JavaScript開発者の心をつかむ唯一の道はオープンソース戦略だという決断をチームが下した際のことを語ってくれた。 Ballmer氏は2001年に、LinuxMicrosoftの知的財産すべてを脅かす「ガン」だと発言しており、Microsoftの幹部らは2010年時点でも、オープンソースが依然とし

    マイクロソフト発のオープンソース言語「TypeScript」、生みの親が語る開発当初や背景
  • Linuxの生みの親トーバルズ氏の最新自作マシンを徹底解剖--本人のコメント付きで構成を紹介

    Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2020-07-04 08:30 Linuxの生みの親であるLinus Torvalds氏は5月、Linuxカーネルメーリングリスト(LKML)で、次期バージョンである「Linux 5.7-rc7」の最近の開発状況について説明した。同氏はその中で、「15年ぶりに自分のデスクトップをIntelベースではないマシンにした」と述べている。最新の開発用マシンには、「AMD Threadripper 3970X」が搭載されているという。しかし、CPUがどれだけ高速でも、コンピューターの性能はそれだけでは決まらない。筆者は同氏にインタビューして、新マシンの詳しい構成を聞いてみることにした。 まず、同氏は既に新しいマシンのパフォーマンスに感動しているという。 「『allmodconf

    Linuxの生みの親トーバルズ氏の最新自作マシンを徹底解剖--本人のコメント付きで構成を紹介
  • "Linuxの生みの親"トーバルズ氏が考える在宅勤務--「バスローブのまま、猫の相手をしても良い」

    Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2020-03-27 08:30 在宅勤務をしている部下を持つ上司は、その部下が当に仕事をしているかどうか確信を持てないはずだ。しかし、そんな時にはLinus Torvalds氏のことを考えてみるべきだ。同氏は自宅でプログラミング作業を進め、デスクトップPC以外のジャンルで不動の地位を築いているLinuxというOSと、世界中のすご腕ソフトウェア開発者が使用しているGitという製品を生み出した。 Torvalds氏によると、自宅での作業を開始した際には「人との付き合いがなくなる、つまりオフィスや廊下での会話だけでなく、一緒に昼に出かけるといった人間関係がなくなる点を心配していた。しかし、なくなっても何も問題はないと分かった」という。 「『社交的になるな』と主張

    "Linuxの生みの親"トーバルズ氏が考える在宅勤務--「バスローブのまま、猫の相手をしても良い」
  • IoT・AI・ブロックチェーンなどが幻滅期--ガートナー、2019年版ハイプサイクルを発表

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ガートナー ジャパンは10月31日、日における2019年のテクノロジーのハイプサイクルを発表した。「モノのインターネット(IoT)」や「人工知能AI)」「ブロックチェーン」といった技術が「幻滅期」に位置付けられる一方で、「第5世代移動通信システム(5G)」は「過度な期待のピーク期」に入ったと評価された。 同社のハイプサイクルでは、市場に登場した直後に期待が急上昇する「黎明期」、期待に見合う成果を伴わないまま過熱気味にもてはやされる「過度な期待のピーク期」、熱狂が冷めて期待が一気に幻滅に変わる「幻滅期」、それを乗り越えて改めて市場への浸透が進む「啓蒙活動期」、成熟したテクノロジーとして市場に認知される「生産性の安定期」という5つの段階

    IoT・AI・ブロックチェーンなどが幻滅期--ガートナー、2019年版ハイプサイクルを発表
  • 人とコンピューターの共生はAIよりも大きな変革に--ティム・オライリー氏

    Tim O'Reilly氏は、テクノロジーの世界の吟遊詩人であり、コンピューティングの過去、現在、未来を語る叙述詩人だ。同氏に何かを尋ねれば、思索の結果をつづった言葉が長々とあふれ出す。 例えば、現在の人工知能AI)は、O'Reilly氏の出版社が出版してきた書籍で詳しく記録されてきた新たな動きである、オープンソースソフトウェア革命よりも大きな変化なのだろうか? O'Reilly氏は、「それは興味深い質問だ」と言うと、その問いに答える前に、そもそも人工知能以上の大きな変化が起こっていると語った。 「私の考えでは、長期的に見れば、この機械の自律性に関する変革は、基的に機械が人間と交わって生まれたハイブリッドな存在による変革だ。AIを人間と分けて語る人もいるが、興味深い機械はすべて人と機械のハイブリッドだ。機械はこれまでも常に人間の能力を増幅するものだったし、人間と機械の共生関係は、おそら

    人とコンピューターの共生はAIよりも大きな変革に--ティム・オライリー氏
  • 「馬鹿げたたわ言も言えなくなった」--復帰後のトーバルズ氏が自己評価

    Liam Tung (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2019-04-08 06:30 Linuxカーネルの生みの親であるLinus Torvalds氏は、かつてかんしゃくを起こしやすいことで有名だった。しかし今では、(必ずしも社交性が増したわけではないものの)口数が少なくなり、自覚が高まり、強引さも弱まったという。また同氏は、ソーシャルメディア企業を嫌っている。 ご存じの通り、Torvalds氏は2018年の末に、頻繁にかんしゃくを起こす態度や、ほかのカーネル開発者に対する言動について反省するために、Linuxカーネル開発の現場をしばらく退いた。 その後復帰した同氏は、言葉遣いを改め、新たに導入された「Linuxカーネルにおけるコントリビューター行動規範の解釈」に沿って、カーネル開発者の間で交わされる会話がより健全でプロフェッショナルなものになるよう促

    「馬鹿げたたわ言も言えなくなった」--復帰後のトーバルズ氏が自己評価
    turu_crane
    turu_crane 2019/04/10
    たわわに空目
  • 特許庁、GitHubで「知的財産デュー・デリジェンス」の標準手順書策定を検証

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 特許庁は11月21日、知的財産デュー・デリジェンス(知財DD)の手順を分かりやすく説明する標準手順書の策定のためにGitHubを活用したオープン検証事業を開始すると発表した。同日付でGitHub上にレポジトリが公開されており、12月28日までの約1カ月、幅広く修正案を公募する。 GitHubは、オープンソースソフトウェア(OSS)開発で広く活用されているバージョン管理システム「Git」のレポジトリをインターネット上で共有できるウェブサービス。著名なOSSプロジェクトGitHub上で開発を行っていることで知られる。ソフトウェア開発者の共同作業を支援するプラットフォームだが、今回の実証事業では「標準手順書」というドキュメントの作成に活用す

    特許庁、GitHubで「知的財産デュー・デリジェンス」の標準手順書策定を検証
  • MS、「Windows Subsystem for Linux」のアーキテクチャ詳細を明らかに

    Microsoftは米国時間4月22日、ブログへの投稿とChannel 9の動画で「Windows Subsystem for Linux」(WSL)の仕組みに関するさらなる詳細を明らかにした。WSLを用いて「Windows 10」上でBashシェルを動作させるというデモは、同社が3月30日から4月1日にかけて開催した開発者向けカンファレンス「Build 2016」の目玉となっていた。 Windows 10の内部にこっそりとLinuxカーネルが隠されているわけではない。Windows Kernelチームによって開発されたWSLが、Windows上でLinuxのバイナリを動作可能にするための土台を提供しているのだ。 同社の説明によると、WSLにはユーザーモードで動作するセッション管理マネージャと、Linuxカーネルをエミュレートするピコプロバイダドライバ、手を入れていないユーザーモードのLi

    MS、「Windows Subsystem for Linux」のアーキテクチャ詳細を明らかに
  • ヴイエムウェア、米国の「Fusion」「Workstation」開発チーム全員を解雇か

    VMwareは予想を上回る四半期決算を発表したにもかかわらず、800人の人員削減に着手している。同社は組織再編で誰が解雇の対象になるのかを明言しなかったが、元従業員がすぐに秘密を漏らした。米国における「VMware Fusion」と「VMware Workstation」の開発担当者全員が解雇されたという。 VMwareの元従業員であるChristian Hammond氏は米国時間1月26日のブログ記事で、「昨日の朝、VMwareのWorkstationとFusionを担当する『Hosted UI』チームが目を覚ますと、仕事を失っていた。これらの製品は、賞を獲得し利益も上げているが、おそらく近いうちにこの世から姿を消すだろう」と述べた。 匿名サイトの「TheLayOff.com」では、ほかの人物も「パロアルトのWorkstationグループとFusionグループの全員が解雇された」と報告し

    ヴイエムウェア、米国の「Fusion」「Workstation」開発チーム全員を解雇か
  • 佐賀県のデジタル教科書アンイストールの誤解

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 佐賀県教育委員会は2014年度から、全県立高校で入学時にWindowsタブレット端末の購入を義務付け、1人1台PC環境での授業を行っている。2015年4月入学の1年生も、教育委員会が指定する仕様(Windows 8.1 Proを搭載するキーボード着脱式のPC)の端末を購入し、これで、全県立高校の1~2学年の生徒約1万4000人が、タブレット端末を持つ体制になった。 佐賀県では、生徒のタブレット端末で使う教材として、教科書会社からデジタル教科書を購入し、生徒に配布している。初年度は、教科書会社のサーバからデジタル教科書をダウンロードする際に不具合が発生するなどのトラブルがあった。また、年度末にデジタル教科書をアンインストールする運用が非難

    佐賀県のデジタル教科書アンイストールの誤解
  • 世界最大級のアップル博物館が開館へ--動く「Apple II」や「eMate」も

    雑学クイズ:世界最大の規模となるであろうApple製品のコレクションがあるのは、どこだろうか。ヒント:それはサンフランシスコでもシリコンバレーでもない。もっと言えば、米国内でさえない。 実のところ、機能するApple製品を集めた世界最大規模のコレクションの1つを見たければ、サヴォーナまで行かなければならない。サヴォーナはイタリア北西部の海岸沿いにある、人口6万人の町だ。クラウドファンディングキャンペーンの成功もあり、2015年秋までには、この町の港エリアに、Steve Jobs氏によって作りだされた会社のテクノロジを専門に扱うものでは世界最大だと設立者らが主張する博物館が開館する予定だ。 コレクションは1万点以上からなり、1000基以上のコンピュータ、244台のモニタ、152台のプリンタ、1330台のハードディスクやキーボード、マニュアルが含まれている。 ハードウェアやソフトウェアは、Ap

    世界最大級のアップル博物館が開館へ--動く「Apple II」や「eMate」も
  • 10年がかりでLinuxに移行したミュンヘン市、Windowsへの回帰を検討

    Ed Bott (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2014-08-22 07:00 世界のほとんどの場所に「デスクトップLinux元年」がまだ訪れていない。しかし、ドイツ南部のミュンヘン市はこの10年間、「Windows」から離れる取り組みを進め、Linuxや「OpenOffice」(後に「LibreOffice」へ移行)などのオープンソースソリューションを積極的に採用してきた。 ミュンヘン市議会は2003年、この移行に向こう10年間で3000万ユーロを投じ、「LiMux」というカスタムバージョンの「Ubuntu」を採用することを決定した。2013年にその移行作業の完了が宣言されている。 しかし、画期的な移行の完了から何カ月かたった今、新たに組織されたミュンヘン市の連立政府は、Linuxを段階的に廃止してMicrosoft製品に回帰すべきかど

    10年がかりでLinuxに移行したミュンヘン市、Windowsへの回帰を検討
  • MSバルマーCEO、退任を前に語る--「Longhorn」、その他の後悔

    Microsoftの去りゆく最高経営責任者(CEO)が、企業トップとしての13年に及ぶ同社の舵取りを振り返り、最も後悔していることについて語ってくれた。 MicrosoftCEOであるSteve Ballmer氏が2013年8月に辞意を表明した際、筆者はCEO在職期間中における同氏の最大の後悔について尋ねる機会を得た。 同氏の短い答えは、何度もリリースが延期され、最終的に作り直され、2007年1月に「Windows Vista」として発売されたOS「Longhorn」であった。 その後、先月になって筆者はFortuneの記事を執筆するにあたり、Ballmer氏の13年に及ぶCEO時代における決定的瞬間について同氏と語り合う機会を得たが、その場でもLonghornが話題にのぼった。その時に同氏は、Longhornが自らのCEO時代の中でも良かった時期における、4つの決定的瞬間のうちの1つで

    MSバルマーCEO、退任を前に語る--「Longhorn」、その他の後悔
  • 次期Officeの特長:クラウド、デバイス、ソーシャル、管理

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日マイクロソフトは7月17日、米CEOのSteve Ballmer氏が発表した次期Officeのカスタマープレビュー版を国内向けに説明する記者会見を開催した。タッチ、ペン入力、マウス、キーボード操作に対応し、オンライン会議などを含めたソーシャル機能を強化。全体としてWindows 8との親和性を高めた。「全機能はクラウドサービスを通じて最新の状態で提供される」としている。 先日、Microsoftがカナダのトロントで開催したパートナー企業向けイベント「Worldwide Partner Conference 2012」(WPC)でも、頻繁に話題に上がったのはOfficeだった。Officeをクラウド形式で提供する「Office 3

    次期Officeの特長:クラウド、デバイス、ソーシャル、管理
  • ファーストサーバ障害問題:原因はファイル削除コマンド停止の記述漏れ

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます レンタルサーバ事業者のファーストサーバが障害で顧客のメールおよびウェブデータを消失した問題で、同社は「データの復旧が困難」であると発表した。ファーストサーバはさらに中間報告として、障害の概要と原因を明らかにした。主な原因として、サーバに適用する更新プログラムに、ファイルを削除するコマンドを停止させるための記述が漏れていたことを挙げた。 同社は6月20日午後5時ごろ、脆弱性対策を特定のサーバ群に対して実施していた。対策は対象サーバ群に対して更新プログラムを一括して適用するもので、以前から実施してい手続きだったという。だが、今回は更新プログラム自体に不具合があったことに加え、検証環境下での確認による防止機能が十分に働かなかったことと、メンテ

    ファーストサーバ障害問題:原因はファイル削除コマンド停止の記述漏れ
  • IIJ、オンラインストレージサービスでiOS向けWebDAVクライアント

    印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます インターネットイニシアティブ(IIJ)は5月21日、オンラインストレージサービス「IIJドキュメントエクスチェンジサービス」の利用者向けにiOS端末からファイルを操作できるWebDAVクライアントアプリ「IIJ DOXクライアント for iOS」の提供を開始した。無料で利用できる。 ドキュメントエクスチェンジは、企業向けに信頼性とセキュリティを保持したオンラインストレージサービス。画像や映像などの大容量ファイルを手軽に共有できるとして大企業を中心に活用されている。SSLでの暗号化、ファイルのアップロード時のウイルスチェックなどのセキュリティ機能に標準で対応しており、企業間でも安全にファイルを交換できる。 提供開始となったiOSアプリは

    IIJ、オンラインストレージサービスでiOS向けWebDAVクライアント