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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (4)

  • 【特集】2021年5月26日 皆既月食 - アストロアーツ

    今回の月では18時45分に満月が地球の影(影)に入って月が欠け始めます(部分の開始)。このとき、北海道西部~中部地方より西の地域ではまだ月が昇ってきていないので、部分の始まりは見られません。この地域では部分開始後に、一部が欠けた月が昇ってくることになり、このような状態を「月出帯(げっしゅつたいしょく)」と呼びます。また東側の地域でも、部分が始まった時には月は非常に低いところにあります。 その後、だんだん高くなっていく月を地球の影が覆い、暗い部分が次第に広がっていきます。そして部分開始から約1時間30分後の20時11分に月全体が地球の影に入り、皆既の状態となります。この皆既状態は20時26分までしか続かないので、皆既月のハイライトである「赤みを帯びた満月」が見られるのはわずか15分弱しかありません。 20時26分に皆既が終了すると、月は明るさを取り戻していきます。そして

  • 2020年4月8日 スーパームーン

    4月8日の満月は今年見える満月のうちで最も大きなものだ。このような満月のことを「スーパームーン」と呼ぶこともある(定義は諸説ある)。 月の公転軌道が楕円であるため月と地球との距離は約36万kmから40万kmの間で変化する。その最接近のタイミングと満月となるタイミングが近いと、月が大きく見えるというわけだ。今年の場合、8日の未明3時9分ごろに月が地球に約35.7万kmまで最接近し、約8時間半後の11時35分ごろにちょうど満月となる。つまり「7日の宵から8日明け方」にかけての満月がスーパームーンとなる。 一方、今年最小の満月は10月31日の満月だ。見かけの直径が約14%も変化するが、眼視では大きさの変化はわかりにくい。同じ拡大率で撮影して比べるとわかりやすいだろう。 アストロアーツでの「スーパームーン」の考え方(言葉の使い方) 科学的な定義が決まっていない言葉ですが、アストロアーツでは現状“「

    2020年4月8日 スーパームーン
  • 小惑星に「じゃこ天」命名

    1996年に発見された小惑星に、「じゃこ天」の名が付けられた。日の地名にちなんだ名称など約30個が新たに命名されている。 【2015年2月5日 国際天文学連合】 寒い冬、体も心もあったまるおでんやおそばに磯の香りをプラスする「じゃこ天」がついに宇宙に進出? 2月3日、これまで発見されていた小惑星に新たに付けられた32個の名称が発表され、「(202909) Jakoten」も新たに加わった。1996年にこの小惑星を発見した中村彰正さんが愛媛県在住であることから、同県の名産品を命名したようだ。日べ物にちなんだ小惑星としては、これまでに「たこやき」((6562) TAKOYAKI)や「しじみ」((29431) Shijimi)があるが、姿形が似ているからというわけではもちろんない。 国際天文学連合からリリースされた「小惑星回報」。名前の由来についての説明がある 今回命名された中で日に関

    小惑星に「じゃこ天」命名
  • もうすぐ太陽圏脱出? ボイジャーの周りで宇宙線が急増

    【2012年6月15日 NASA】 35年前に打ち上げられ、太陽圏の果てを目指し続ける探査機「ボイジャー1号」が測定する宇宙線がここ1か月で急増していることがわかった。人工物が初めて太陽圏から脱出する歴史的な日が近づいているようだ。 1977年に打ち上げられ現在は太陽圏の果てを航行しているNASAの探査機「ボイジャー1号」。178億kmの距離から16時間36分かけて届いたそのデータから、探査機の周囲の宇宙線が急激に増えていることがわかった。2009年1月〜2012年1月の間では25%の増加だったが、5月7日以来、1か月に9%というペースで急増しているという。 太陽圏と恒星間空間の境界付近では、太陽風の荷電粒子と、超新星爆発で生成され恒星間空間から飛来する宇宙線とがせめぎ合っている。計測される宇宙線が増加したということは、それだけ「外の世界」に近づいているという証だ。 「越境」の目安として、

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