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党勢が低迷する立憲民主党で、泉健太代表と小沢一郎氏の不協和音が表面化した。2021年11月の党代表選で泉氏を支援した小沢氏に、泉氏が見返りを用意しなかったためだ。かつて「剛腕」と恐れられた小沢氏は利用されただけなのか。 代表選での「確約」 党代表選で小沢氏はいち早く泉氏の支援に回り、泉代表誕生に貢献した。旧国民民主党出身で旧立憲への浸透に苦慮していた泉氏に対し、小沢氏は他陣営の切り崩しに力を注いだ。その際、小沢氏は見返りを求めていた。 複数の関係者によると、小沢氏が支援の条件と提示したのが、総合選挙対策本部の代表代行など幹部ポストでの処遇だった。「自分についてきた議員たちに冷や飯を食わせるわけにはいかない」とも漏らしたという。 総合選対本部は選挙全体の方針を決める選挙の司令塔。本部長に代表、事務総長に幹事長、事務局長には選対委員長が就任する。小沢氏が代表代行にこだわったのは、夏の参院選に向
衆院選の岩手3区で敗れた小沢一郎氏(79)が、立憲民主党岩手県連の代表を辞任するとの意向を県連側に伝えたことが7日、分かった。県連は8日に開く予定の常任幹事会で、小沢氏の代表辞任を承認するか、話し合う。 現役議員で最多となる17回連続の当選回数を数え、今回の衆院選に臨んだ小沢氏だったが、4度目の対決となった自民の藤原崇氏(38)に約9300票差をつけられ初黒星を喫した。比例復活当選したが、今月1日には「かつてない厳しい選挙だった。議会制民主主義を定着させたいという一念で政治活動をしてきた。今もその思いは変わらない」などとするコメントを出していた。 小沢氏は昨年の秋、立憲と国民民主党の合流を受けて新しい立憲県連が設立された際、県連代表に就任していた。 8日に開かれる県連常任幹事会では、衆院選の全国的な傾向も踏まえながら県内の戦いを総括し、参院選など次の選挙に向けて組織の立て直しを図る。新たな
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