軍事費増大の方針撤回などを求め、記者会見を行った「平和を求め、軍拡を許さない女たちの会」のメンバー=8日、東京・永田町の衆院第2議員会館で 昨年12月に閣議決定された敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有や防衛費倍増を明記した安保関連3文書に反対する「平和を求め、軍拡を許さない女たちの会」の集会が8日、東京・永田町の衆院第2議員会館で開かれた。記者会見で登壇した人たちの発言要旨は次の通り。
〇いつもの辛口の映画コメント。近畿財務局の赤木さんの遺書を読んでいたら無性に見たくなって、『新聞記者』の日本アカデミー賞受賞凱旋放映をひたちなか市で鑑賞。 shimbunkisha.jp 言うまでもなく東京新聞の望月記者の著書をベースに、森友・加計問題をモチーフにして作られた映画。映画自体は非常によくできていて、素直に見れば心にズシンと来るいい映画だとは思う。 しかし、こうした事実をベースにしたフィクションは、リアリティがなければ途端に興ざめになってしまう。一つは、日本語がたどたどしい米国帰りの日本人と韓国人のハーフの記者という主人公の設定が、ちょっと無理がありすぎて感情移入ができない。主役のキャスティングからこのような設定とせざるを得なかったのだろうが。 さらに、かつて内閣官房で政権の中枢に接し、さまざまな記者と接して、リーク記事などを書かせていた経験からすると、大学の新設認可をめぐって
気が重いが書く。ジャニーズ事務所による2回目の記者会見だ。ここに記すのは、会見内容よりは、あの会見を覆っていた空気、圧力、価値観の刷り込みといった事柄だ。その場での一部記者の不規則発言を巡り、メディアの内外でさまざまな反応がみられた。 ジャニーズ事務所側は「1社1問」「こちらが発言者を指名」「所属と氏名を名乗れ」なるルールを一方的に宣言した。首相官邸の記者会見じゃあるまいし、本来従う必要はない。記者たちは直ちに抗議してもよかった。だが、大多数はそのようなルールを課されることに慣れてしまっているのだ。僕が驚いたのは、ジャニーズ側の井ノ原快彦氏が「子どもたちも(この会見生中継を)見ている。ルールを守る大人たちの姿を見せていきたい。どうか、どうか落ち着いてお願いします」などとなだめる発言をした際、会場の一部から拍手が起きたことだ。これをどうみるかで、社会はほぼ二分されている。 不規則発言やヤジ、
岡田憲治衆院事務総長(右)に内閣不信任決議案を提出する立憲民主党の西村智奈美幹事長=国会内で2022年6月8日午後5時15分、竹内幹撮影 野党の役割とは一体、何なのだろう。そんなことを改めて考えさせられた通常国会だった。 この国会で一番驚いたのは、国民民主党が政府の新年度予算に賛成したことだ。個別の政策ならともかく、内政・外交全般にわたる1年間の政府政策を裏付ける本予算に賛成するのは、やはり野党として一線を越えていると思う。 日本維新の会は自民党よりも立憲民主党を批判する場面が目立っている。そして最終盤、国民、維新両党は、立憲が提出した岸田文雄内閣に対する不信任案に反対した。政界には「否決されるのは分かっていながら提出するのは茶番だ」と非難する声まである。 確かに不信任案は多数を握る与党から造反者が続出しない限り、可決はされず、内閣総辞職や衆院の解散には至らない。ただし不信任案の採決は、時
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菅政権の発足から3カ月後の2020年12月、日本政治に関する1冊の本が出版された。『菅義偉とメディア』(毎日新聞出版)。筆者は毎日新聞の秋山信一記者。2017年4月から3年半にわたって政治部に在籍し、このうち2019年10月からの1年間は、安倍政権の官房長官だった菅氏に「番記者」として張り付いた。 菅氏の首相就任に合わせて出版された書籍は数多いが、秋山氏の作品は異色だ。菅氏の人物像に焦点を当てつつも、全国紙政治部記者が内側から見た政治メディアの問題点を赤裸々に「告白」しているのである。私はこのほど秋山氏にインタビューし、出版の背景や日本の政治メディアについての考えを聞いた。秋山氏の言葉から見えてきたのは、現場で取材している記者の「個」が欠落した日本の政治報道の病弊である。(白戸圭一) 【白戸さんのこれまでの連載「アフリカの地図を片手に」はこちら】 ■政治部を「取材」した 『菅義偉とメディア
魚住昭・望月衣塑子・南彰 記者座談会「信頼回復へのヒント」 権力構造に変化、取材手法見直し不可欠 可視化意識を、「だれのため」に立ち返れ 魚住昭・望月衣塑子・南彰 メディアへの信頼がかつてない危機に直面している。賭けマージャン問題をきっかけに、権力に対峙すべき記者の姿勢に社会の厳しい目が向けられ、可視化された記者会見になれ合いの批判があがる。官房長官会見で厳しい質問をぶつける、東京新聞の望月衣塑子記者、新聞労連委員長として、組織ジャーナリズムに、古い体質、慣行の改革を突きつけた朝日新聞の南彰記者、共同通信時代は司法記者として、権力の「光と影」を身近で見てきたジャーナリストの魚住昭さんに、メディア不信の要因とともに、信頼回復への道筋を聞いた。(聞き手は、本誌編集長・久保田正) 出席者(順不同) 魚住 昭 うおずみ・あきら フリージャーナリスト 1951年、熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業後、
自民党総裁選について毎日新聞のインタビューに答える菅義偉官房長官=東京都千代田区の衆院第2議員会館で2020年9月4日、丸山博撮影 自民党総裁選への立候補を表明した菅義偉官房長官が4日、国会内で毎日新聞のインタビューに応じた。目指す首相像について「生の声、現場の声を聞いて、自分が政策を決める際に『国民から見て当たり前』かどうか見極めてやるのが大事だ」と強調した。また、二階俊博幹事長ら党内有力者に「NO」を言えないのではないかとの質問に対しては「そこは全くない」と強く否定した。 インタビューは公務や総裁選に向けた活動の合間を縫って、約20分間行われた。想定される質問に対する応答要領の資料も準備されていたが、菅氏は資料にはほとんど目を落とさず、意欲を語った。主なやりとりは以下の通り。【秋山信一】 リーダー像 --総裁選への立候補を表明された。今まで「ナンバー2」の印象が強かったが、ご自身ではリ
20日(木)は午後2時13分頃、本部港塩川区に行った。ランプウェイ台船・第五明豊丸が着岸し、土砂の積み込みが始まるところだった。 港内に並んでいるダンプカーの荷台には、一目で赤土が主だと分かる土砂が載っている。採掘場所にもよるのだろうが、混じっている石も小さく、一段と質が悪くなっている。 現場責任者らしい作業員が、「積込状況」の写真を撮っていた。積み込んでいるのは「黒石岩ズリ」と、説明板に書かれている。これまでもさんざん問題にされてきたが、第五明豊丸に積み込まれている資材のどこが「黒石」で「岩ズリ」だというのだ? 沖縄防衛局員や自民党・公明党の政治家には黒く見えるのだろうか。辺野古の埋め立てに使用されている土砂は税金で購入されている。国と業者が結託して詐欺行為をやっているのと同じだ。 沖縄防衛局や業者がいう「黒石」とは、地質学的にどのような定義に基づいているのか。実際にはどのような石や土を
安倍1強から安倍政治崩壊へ。コロナ第2波に襲われつつある危機的な状況下、安倍首相の指導力がまったく感じられない。だがメディアの追及も生ぬるい。官邸のメディア支配と闘ってきた望月衣塑子・東京新聞記者と南彰・新聞労連委員長が末期の現政権を総括、権力と対峙しうるジャーナリズムの再生を展望する。 安倍政治が腐臭を放ちながら崩壊しつつある。 まずは、コロナ対応の行き詰まりだ。感染症対策と経済対策の調整がうまくいっていない。互いに足を引っ張り合っている。本来は、金子勝、小林慶一郎氏らが提唱する徹底したPCR検査・医療提供体制増強を軸にした積極的な感染防止戦略に転換し、安心感を生むことで経済活動を活性化すべきなのに、どっちつかずの政策が混乱を生んでいる。 この記事は有料記事です。 残り5209文字(全文5534文字)
「安倍一強」が叫ばれて久しい。東京新聞記者の望月衣塑子氏と評論家の佐高信氏による新刊『なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか』は、この政権の恐るべき権力基盤を「メディアとの関係」から描き出す。政権はいかにメディアをコントロールし、メディアはいかに権力に追従しているのか。この国の中枢の真実。 記者の凋落を示すダメ会見 いまの記者は、みな揃っておとなしく、サラリーマン化が進んでいる。型にはまったこと以上の行動をするのを極端に恐れるあまり、取材相手を追及し、本音を吐き出させようとする気迫が感じられない。 六月一八日の午後六時から開かれた首相会見では、わずか会見の三時間前に河井克行前法相と妻の案里議員が公選法違反容疑で逮捕されたのにもかかわらず、事件についての質問は、事前に質問を投げていた幹事社・フジテレビだけ。 しかも、「自民党から振り込まれた一億五〇〇〇万円の一部が買収資金に使われたことはない
今年5月に発覚した新聞記者と東京高検検事長の「賭け麻雀」を受け、日本のジャーナリズムに厳しい視線が注がれています。今回の問題は「関係者を処分すれば終わり」という単独の問題ではなく、日本メディアの職業文化に深く根ざしたもので、近年メディア不信を招いている記者会見の形骸化や、取材中の記者へのセクシュアルハラスメントなどにも通じる問題です。このため、取材者・研究者の立場から、取材現場の経験ならびに内外の研究で得た知見をもとに提言をとりまとめ、7月10日付で、日本新聞協会に加盟する新聞・通信・放送129社の編集局長・報道局長に送付しました。 提言には、志を持って業界に入った若手記者の悲痛な訴えも込められています。報道機関の具体的な取り組みにつながるよう、更なる賛同者を集めています。8月中に第2弾の提出を予定していますので、メディア関係の有無を問わず、幅広い皆さんにご賛同をいただければ幸いです。どう
記者会見で質問者を指名する菅義偉官房長官=首相官邸で2019年12月23日午前10時44分、梅村直承撮影 菅義偉官房長官の定例記者会見を巡って、昨年12月下旬以降、質問が出尽くさないうちに会見が終了するケースが相次いでいる。新型コロナウイルスの感染拡大や「桜を見る会」に関する質問が急増したうえ、菅氏の通常国会での拘束時間が長くなって会見に割ける時間が限られたことが要因だ。しかしこの余波で、一部の記者を排除しているのではないかという臆測がSNS上で発信され、事実に反する「つぶやき」が拡散される事態になっている。【秋山信一】 「新型肺炎」「桜」で質問こなしきれず 5日午前に首相官邸1階の記者会見室で行われた菅氏の定例会見は、開始予定の午前11時から12分遅れで始まった。 「今後、数百人規模の感染者が出る可能性があると見ているのか」 「最新の状況をお聞かせください」 この日の朝に横浜沖に停泊する
記者会見を殺すな!「大本営発表」の日銀総裁会見で考える 日銀記者クラブは総裁会見の劣化に対し、もっと怒るべきだ。声をあげて抗議すべきだ 原真人 朝日新聞 編集委員 新聞記者にとって「記者会見」は取材相手との真剣勝負の大舞台である。 その記者会見が最近おかしくなっている。真剣勝負どころか、会見者とメディアとの「なれあいの場」だと言われても仕方ないケースが目立つのだ。 なぜ、そんなことになってしまったのか。 「記者会見の倫理」が踏みにじられている 駆け出し記者のころ、先輩記者から言われたことがある。 「夜討ち朝駆けでつかみとった特ダネも立派だが、記者会見で重要な言葉を引き出し、そこから生み出す特ダネのほうが、もっと価値がある」 すぐにはその意味がわからなかったが、後年その意味するところを私なりに解釈し納得したのは、オープンな場で、かつ記録に残されるという条件のもとで、会見者に事実関係を認めさせ
望月衣塑子記者の質問外しに官房長官番記者側も加担!? 望月衣塑子の質問・番外編 臺宏士 フリーランス・ライター 菅義偉官房長官の記者会見で、東京新聞社会部の望月衣塑子記者が質問をぶつけられない事態に陥っている。 これまでは記者会見の最後に2問ほど質問できていた。官房長官の記者会見は記者が挙手している限り、指名し続けるルールで運用されてきたが、質問者の選択権を持つ菅官房長官が望月記者を指名しなくなったのだ。 そして記者会見を主催する内閣記者会の幹事社の記者も1月22日午前を最後に、望月記者の質問を受けるよう菅長官に促すことをしていない。 本欄の連載「望月衣塑子の質問」(全6回:第1回はこちら)では、首相官邸が「質問内容に事実誤認がある」などとして2017年9月から2019年1月までの間に東京新聞に対して申し入れた9件のうち主要な抗議について検証してきた。その一方で、記者会見を主催する内閣記者
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「『強行に採決』は明らかに事実に反する」 昨年11月、外国人労働者を巡る入管難民法改正案の国会成立について、本紙記者が「短い審議で強行に採決が行われましたが…」と質問したのに対し、長谷川氏から「採決は野党の議員も出席した上で行われたことから、『強行に採決』は明らかに事実に反する」と抗議が来た。 東京新聞が、2019年2月20日の特集記事「検証と見解/官邸側の本紙記者質問制限と申し入れ」の中で明かした抗議が首相官邸からあったのは、2018年11月29日。記事に記載のあった「長谷川氏」という差出人は、内閣広報官の長谷川栄一氏のことである。 長谷川氏が「事実に反する」とした望月記者の質問は果たして、どんな内容だったのだろうか。 当時、臨時国会は、「特定技能」と呼ぶ2つの在留資格を新設し、外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案(改正入管法案)の審議が大詰めを迎えていた。 同改正案は、人
オウム問題、死刑制度、「3・11」に、ゴーストライター騒動……。時代時代の主題に迫りつつ、背後で進行する社会の「空気」の変化を見つめ、描いてきた映画監督・森達也さん。 この国のトップが歴代最長在任期間を更新しようとするなか、森監督が新たに被写体に選んだのは、東京新聞社会部の望月衣塑子記者。2017年夏から菅義偉・官房長官の会見に出席し始めて以来、妨害を受けながらも波状攻撃のように直球の質問を繰り出し、一躍時の人になったジャーナリストだ。 喝采を浴びる一方で激しい批判にもさらされてきたその望月記者に密着した『i -新聞記者ドキュメント-』が11月15日から全国で順次公開される。 世がひとつの方向に流れる気配が漂ういま、メディアに携わる人間をあえて題材にした真意を聞いた。 周囲の人間が普通ではなくなっている、という疑問 インタビューに現れた森監督は、自作のPR中というのに、ぼさぼさの髪に登山シ
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