連立与党を組む自民、公明両党間の溝が埋まらない一方、立憲民主、国民民主の旧民主党勢力もまとまりを欠く状況が続く。伸長著しい日本維新の会は野党第一党の座をうかがう。旧民主党出身で、現在は政界再編を目指して無所属で活動する福島伸享(のぶゆき)衆院議員(茨城1区)に聞いた。
連立与党を組む自民、公明両党間の溝が埋まらない一方、立憲民主、国民民主の旧民主党勢力もまとまりを欠く状況が続く。伸長著しい日本維新の会は野党第一党の座をうかがう。旧民主党出身で、現在は政界再編を目指して無所属で活動する福島伸享(のぶゆき)衆院議員(茨城1区)に聞いた。
第12回のポリティコは無所属の衆院議員、福島伸享氏をゲストに招き、先月6月21日に閉会した国会を振り返るとともに、かつて民主党から当選した福島氏がなぜ無所属での出馬にこだわるのかなどを聞いた。 福島氏は本番組司会者で政治ジャーナリストの角谷浩一が、「イチ推し」を公言する注目の政治家だ。角谷氏は元経産官僚の福島氏は頭も良く政策に通じているのはもとより、腹が据わっていて一本筋が通った、最近の政界においては絶滅危惧種といっても過言ではないほど貴重な政治家だと言って憚らない。 福島氏は2021年11月、無所属議員5名と国会内に院内会派「有志の会」を結成したが、いまだに政党としては登録していない。しかし、小選挙区制がメインの衆院議員選挙で無所属候補が勝ち抜くのは容易ではない。政党の選挙組織を使えないばかりか、僅差で敗れても比例復活ができないからだ。にもかかわらず、福島氏は無所属での出馬にこだわってき
レジリエンスなき瀬戸際の日本 令和の政治改革を担うファーストペンギンは誰か 有権者の期待や切実な思いに応えらない政党を飛び出し新しい政治勢力をつくる時季 福島伸享 衆議院議員 令和の政治が抱える課題とそれへの対応を福島伸享(のぶゆき)衆院議員が考えてきた連載「福島伸享の『令和の政治改革』」は今回(7回目)が最終回。世界が歴史的な大転換期にある今、日本の政治、政治家は何をするべきか。大胆に提言します。(聞き手・構成/論座・吉田貴文) ※連載「福島伸享の『令和の政治改革』」の1~6回は「こちら」からお読みいただけます。 ――令和の政治改革をテーマ、これまで6回、語っていただきました。「論座」の終了を前に連載の締めとして、日本政治、それを担う政治家に対する提言、メッセージをお願いしたいと思います。 岸田内閣の支持率が上昇したワケ 福島 年明けから通常国会が開かれています。国会論戦が行われている期
ポスト西洋近代の大変動期に入った世界 対立軸は「グローバリズム対土着」 戦後日本の問題を示した安倍元首相国葬 岸田政権失速で権力闘争が始まった自民党は… 福島伸享 衆議院議員 令和の政治が抱える課題とそれへの対応を福島伸享(のぶゆき)衆院議員が考える連載「福島伸享の『令和の政治改革』」。6回目のテーマは、安倍晋三元首相の国葬や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題などで大揺れの日本政治の現状と今後の展開です。支持率が低迷する岸田文雄政権と旧統一教会問題に振り回される自民党の行方、臨時国会での野党の構え、世界が歴史的な転換点にある今、政治に何が求められているか……。令和の政治改革を追い求める福島さんが語ります。(聞き手・構成/論座・吉田貴文) ※連載「福島伸享の『令和の政治改革』」の1~5回は「こちら」からお読みいただけます。 ――岸田文雄政権が失速しています。世論調査では内閣支持率が軒並
「自民vs立憲」に飽き飽きした世論~安倍政治を超克するために何が必要か 偽りの政治主導では激動の時代に対応できない。参院選を受けて政治がするべきことは 福島伸享 衆議院議員 令和の政治が抱える課題とそれへの対応を福島伸享(のぶゆき)衆院議員が考える連載「福島伸享の『令和の政治改革』」。5回目のテーマは、銃撃されて亡くなった安倍晋三元首相の評価、参院選の総括と今後の展望です。安倍元首相の突然の死去を悼みつつ、第2次以降の安倍政権が実際には権威主義的な古い日本の政治構造そのものであったという福島さん。参院選の結果を受け、令和の政治改革に何が必要なのかを語っています。(聞き手・構成/論座・吉田貴文) ※連載「福島伸享の『令和の政治改革』」の1~4回は「こちら」からお読みいただけます。 長期政権だが歴史的な業績はない安倍政権 ――安倍晋三・元首相が参院選の最終盤に銃撃されて死亡した事件は衝撃的でし
民主党政権が失敗に終わった本当の理由~悪いのは「マニフェスト」ではない 政権運営のためのOSをつくれず、社会変革への国民の期待に応えられなかった罪は重い 福島伸享 衆議院議員 令和の政治が抱える課題とそれへの対応を福島伸享(のぶゆき)衆院議員が考える連載「福島伸享の『令和の政治改革』」。4回目のテーマは「民主党政権」です。平成の政治改革が目指した政権交代はなぜ、失敗に終わったのか。福島氏は世間でよく言われる「マニフェスト」が理由ではなく、政策を実現するための政権運営の新しい仕組み、パソコンで言うOSを導入できなかったことが大きかったと言います。どういうことなのでしょうか?(聞き手・構成/論座・吉田貴文) ※連載「福島伸享の『令和の政治改革』」の第1~3回は「こちら」からお読みいただけます。 コツコツと改革を積み上げ政権交代へ ――2009年に民主党による政権交代が実現。二大政党による政権交
安倍政権と小泉政権の「官邸主導」から考える令和の政治改革に絶対に必要なこと 首相の権威にすがり官僚も政党もそこにひざまずく安倍政権の「官邸主導」は政治の退化 福島伸享 衆議院議員 令和の政治が抱える課題とそれへの対応について福島伸享(のぶゆき)衆院議員が考える連載「福島伸享の『令和の政治改革』」。3回目のテーマは平成の政治改革が目指した「官邸主導」です。取り上げるのは、首相がリーダーシップを発揮したとされる小泉純一郎政権と安倍晋三政権。ともに長期にわたった政権ですが、それぞれ「官邸主導」の実態はまったく異なります。なぜ、そうなったのか。その理由や背景をたどると、令和の政治改革で取り組むべき課題が見えてきます。(聞き手・構成/論座・吉田貴文) ※連載「福島伸享の『令和の政治改革』」の第1回、第2回は「こちら」からお読みいただけます。 小泉純一郎政権の登場に衝撃 ――1990年代には衆議院への
無所属5人を「触媒」に自民党に代わる政治勢力をつくる~令和の政治改革という挑戦 既存の政党の枠組みでは平成の30年間で停滞した日本の危機的な状況は打開できない 福島伸享 衆議院議員 「平成の政治改革」が目指した二大政党による政権交代可能な政治は、民主党政権が崩壊した2012年からずっと自民党政権が続くことで、リアルを失いつつあるように見えます。しかし、政党から離れ今回、無所属で返り咲いた福島伸享(のぶゆき)衆院議員は、やはり「自民党に代わる政治勢力をつくらないといけない」と言います。無所属で当選してきた4人の議員とつくった「有志の会」を足場に、政治をどう変えていくのか、そのために何が必要か。17日から始まる通常国会を前に「令和の政治改革」にかける思いを語ります。(聞き手・構成 論座・吉田貴文) なぜ無所属で立候補したのか ――昨年10月の衆院選に無所属で立候補。自民党候補を破って当選し、4
日本の政治と行政のあり方を変える!「橋本行革」の理想と挫折~令和の改革の課題は 時代に適合する行政のあり方を追求したはずなのに霞が関はなぜ機能不全に陥ったのか? 福島伸享 衆議院議員 政治改革、行政改革、経済構造改革、司法改革などが進められた平成の30年は、「改革の時代」の側面を持ちます。それぞれの改革は一定の果実を得ましたが、目指そうとした理想が実現されたかといえば、必ずしもそうではありません。官僚の頃、橋本龍太郎政権による行政改革にかかわった福島伸享(のぶゆき)衆院議員は、「橋本行革」も例外ではなかったと言います。令和の課題を考える連載「福島伸享の『令和の政治改革』」。2回目の今回は、「橋本行革」の理想と挫折を振り返りつつ、国内外の情勢の変化にさらされる令和の今、必要とされる政治・行政のあり方について考えます。(聞き手・構成 論座・吉田貴文) ※第1回「無所属5人を『触媒』に自民党に代
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玉木氏 「対決より解決」の独自路線を強調 国民民主党の玉木雄一郎代表は4日、立憲民主、共産、社民各党と国会運営で連携してきた「野党国会対策委員長会談」の枠組みから離脱することを表明した。来年の参院選に向けて、「対決より解決」という独自路線を強める。 玉木氏はこの日の執行役員会で、野党国対からの離脱と、森友・加計学園問題などを扱う「野党合同ヒアリング」に参加しないことを提案し、了承された。 玉木氏は記者団に、衆院選で「対決より解決」を掲げて3議席増やしたことから、「対決色が強いところだけでは民意に応えることにもならない」と説明。「いったんリセットし、各党と等距離、政策本位で付き合っていく」と語った。 「共産べったりでは…」と距離を置く姿勢 また、枝野幸男代表が辞任を…
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衆院選茨城1区の無所属元職、福島伸享氏の陣営に当選確実が早々と伝えられると、水戸市見川町の選挙事務所は大きな歓声が沸き上がった。福島氏は「政党や大きな団体の支援を受けない無所属の候補者が、多くの志を同じくする仲間たちの力で国政に送っていただいた。新しい政治の1ページを、茨城県の中で開いた」と話し、支持者らと喜びを分かち合った。 無所属での立候補を表明した6月の記者会見では「政治の枠組みや党派を超え、刷新を願う全ての有権者の思いを受け止める」と覚悟を語った。比例復活の道を捨てた背水の陣だった。 2009年に民主党から出馬し初当選。14年は比例で復活当選し、国会で森友・加計問題などを巡り、当時の安倍晋三首相らを追及して名をはせた。しかし、17年の前回選は小池百合子都知事が結成した希望の党から出馬し、田所氏に約1万8千票差で敗れ、比例復活もならなかった。 落選後4年間は、選挙区内の3万5千軒以上
自殺した赤木俊夫さんが「赤木ファイル」の最初にとじていた、財務省側から近畿財務局に転送された内部メール。野党議員から提出要求された決裁文書の隠蔽(いんぺい)を示唆する内容などが記載されていた 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)が残した「赤木ファイル」。改ざんの詳しい経緯ばかりに目を奪われがちだが、ファイル冒頭には財務省のもう一つの不正を裏付ける「新証拠」のメールもとじられていた。赤木さんはなぜこの文書を残したのか。その答えを探し、メールで名指しされたキーマンを訪ねた。(後段でインタビュー内容を詳報) ファイルは6月22日、国が赤木さんの妻雅子さん(50)の求めに応じる形で開示した。改ざんの経緯が時系列にまとめられた備忘記録に加え、本省と財務局で交わされた計約40通の電子メールが含まれ、佐川宣寿(のぶひさ)
国有地売却問題の舞台となった学校法人「森友学園」の前理事長で、詐欺罪などで起訴されている籠池泰典被告や、国会で安倍晋三首相の関与を追及した前衆院議員の福島伸享(のぶゆき)さんらが十六日、水戸市で森友問題などで懇談会を開いた。(越田普之) 懇談には、安倍首相を支援する保守系団体の日本会議を取材した著書「日本会議の研究」で知られる著述家の菅野完(たもつ)さんに加え、会場となった県護国神社の佐藤昭典宮司も参加した。 籠池被告は、自身の小学校名に名を借りようとした安倍首相について「(森友問題で)うそをついていることを私が一番、よく知っている」と話した。「タマネギの皮をむくように首相を見ていくと、経済優先で国体を守る人でないと気付いた。公約になかった改正水道法など法律も次々に作っており、国民は首相にだまされている」と語った。 福島さんは、首相から「私や妻が関係していたなら首相も国会議員も辞める」とい
民進党の福島伸享衆院議員が、まさに安倍昭恵氏と森友学園のズブズブの関係について質(ただ)したのに対し、安倍晋三総理大臣が「ズブズブの関係とか、そういう品の悪い言葉を使うのはやめたほうがいい。それが民進党の支持率に出ている」とまたぞろ、まるで答えにならない答弁をした。自身が夫婦ぐるみで不適切な関係であったことを何とか隠し通したいという焦りから出た抗弁なのだろうけれども、これはあまりにも下品ではないか。 第一、中身に正面から答えず、言葉尻を捕まえてなじることで時間を消費して答弁したふりをしているだけで、あまりにも不誠実だ。「ズブズブ」が「品の悪い言葉」だということは初めて聞いたが、公の場で相手を「品が悪い」と表明することのほうが、よほど下品だと思う。その語句に、異常な後ろめたさや恐怖を感じるからこその過剰反応であることは想像に難くない。
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