台湾のプロ野球は8日、観客の入場を1000人以下に制限し、試合を開催した。各国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、封じ込めに成功した台湾では4月12日にプロ野球が世界に先駆け無観客で開幕。この日は久しぶりにファンの歓声が球場に響いた。問題がなければ台湾政府は今後、客の増員を認めていく方針だ。 8日は北部・新北市と中部・台中市で計2…
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、各国・地域でプロスポーツのリーグや大会が中止、延期を余儀なくされる中、台湾では、12日にプロ野球とサッカーリーグが無観客で始まった。開催へどんな判断基準をもち、感染防止はどうしているのか。(坂名信行、中小路徹) 台湾のプロ野球(CPBL)は2度の開幕延期を経て無観客で行われている。CPBLに、現況などをメールで取材した。 台湾で開幕できた理由として感染者の拡大が爆発的でなかったことが挙げられる。CPBLによると、中央感染症指揮センター(CDC)の定めるガイドラインに基づき、コロナ対策の手順などを作成。そのうえで台湾当局と各自治体から開催の了承を得た。 当初の想定は無観客でなかったという。年間会員を対象に上限150人の観客を入れ、座席は1メートル以上の間隔を空けて座る方式などを模索した。だが、集団感染のリスクを減らすことなどから断念した。 公式戦が始まっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く