石破茂が打ち明ける「撤退」の深層 | 毎日新聞２年連続の自民党総裁選の火ぶたが切られた。昨年と何が違うか。それは、直後に衆院総選挙が必ずあることだ。だが、国民的な人気を得てきた政治家は〝引いた〟。英断か、好機を逸したのか。ただ、繰り返す。今回の総裁選は、直後に有権者の審判が待っている。 自民党総裁選の告示まで残り５日。９月12日の日曜日の夜、私は石破茂元幹事長を一対一で取材した。 「そりゃ出たい。一番そう思っているのは私。でも出るからには勝たなければ意味がない。決選投票になる前に勝たなければならない」
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