ロシアのウクライナ侵攻後、市民が多数犠牲となった南部の都市マリウポリで撮影したドキュメンタリー映画「マリウポリ 7日間の記録」が4月15日から東京都渋谷区のシアター・イメージフォーラムなど全国で順次公開される。リトアニア人のマンタス・クベダラビチウス監督(当時45歳)は撮影中、親露派に拘束され、その後遺体が発見された。友人らが監督の遺志を引き継ぎ、残された映像から作品を完成させた。 クベダラビチウスさんは文化人類学者で、2016年にもマリウポリを舞台としたドキュメンタリー映画を発表。ロシアのウクライナ侵攻後、マリウポリ再訪を決意した。