政治資金規正法改正案を審議する衆院政治改革特別委で答弁する自民党の鈴木馨祐氏=国会内で2024年5月23日午前10時2分、和田大典撮影 自民党の鈴木馨祐衆院議員は24日の衆院政治改革特別委員会で、自らが代表の「自民党神奈川県第7選挙区支部」に対する2021年分の計8件の寄付が不記載だったとして、政治資金収支報告書を訂正したと明らかにした。 共産党の塩川鉄也氏が、同選挙区支部に対する6団体からの寄付計66万円の不記載を報じた「しんぶん赤旗日曜版」の報道を引用して鈴木氏にただすと、鈴木氏は「当時の実務担当者が代わったタイミングでそういったミスがあった」と認めた。その上で、2件を加えた計8件の不記載が確認されたとして訂正したと説明した。 鈴木氏は、党政治刷新本部作業チームの座長で、政治資金パーティー裏金事件を受けて自民が提出した政治資金規正法改正案の提出者の一人。 鈴木氏は、塩川氏から「法案を出