フジテレビは21日、特別番組「週刊フジテレビ批評 特別版」(後2・00)を放送。旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、今年4月まで報じてこなかったことについて検証した。 同局では編成制作局、報道局、情報制作局に在籍したことがある77人の社員・元社員を対象に社内調査を実施。その結果を報じた。 「報道局に旧ジャニーズ事務所に対する配慮が存在したのか」というテーマも検証。かつて同局で旧ジャニーズ事務所の所属タレントが逮捕されたことを受け、他社よりいち早く情報をつかみ、他社に先駆けて報道する準備をしていたが、報道と編成との協議と調整が行われ、他社より遅くなってしまったことがあったという。当時の担当記者は「一番先だと思っていたのに、遅れをとる結果となり、正直がっかりした。残念に感じたという気持ちだったと思う」と悔しさをにじませた。 これを受け、社内調査で元報道局幹部の1人は
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