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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/ykurihara (9)

  • 日本経済新聞「ロックと日本語」参考資料 - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    8月の『日経済新聞』水曜夕刊で「ロックと日語」という全4回の短期連載をしました。はっぴいえんど 英語派と「論争」で創始者に http://www.nikkei.com/article/DGKKZO90167170V00C15A8BE0P00/サザンオールスターズ デタラメ英語、常識破る http://www.nikkei.com/article/DGKKZO90411190R10C15A8BE0P00/ザ・ブルーハーツ シンプルさに絶大な支持 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO90702440Z10C15A8BE0P00/椎名林檎 アナクロな存在感で異彩 http://www.nikkei.com/article/DGKKZO90976420W5A820C1BE0P00/歌詞を扱うというと、詞の解釈や、それから派生した社会反映論みたいなものになりが

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    whirl 2015/08/30
  • 5分でわかる『容疑者X』論争 - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    『容疑者X』論争といって、「ああ、あれね」とうなずく読者のほうが多いのか、「何それ?」と疑問に思う読者のほうが多いのか、よくわからない。 一言でいうと、『容疑者Xの献身』(以下『X』)という作品をめぐり「格ミステリであるか否か」が争われた論争ということになる。なるのだが、参戦プレーヤーはじつに20名弱にのぼり、規模だけでいえば文学史的にもかなり大きな部類に入るうえに、争点が複数入り交じっていて一筋縄ではいかない。 全部を紹介することはできないし、書誌なども詳細は省かざるをえない。データについては、『X論争黙示録』というサイトにアーカイブがまとめられているのでそちらを参照していただきたい(小田牧央制作)。じつのところ、このサイトと、千街晶之の総括「崩壊後の風景をめぐる四つの断章」(探偵小説研究会編『クリティカ』第2号、07年8月)を参照すれば、いま書かれつつあるこの駄文はまったく不要といっ

    5分でわかる『容疑者X』論争 - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ
  • 中島敦「李陵」の英訳 - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    『A PUBLIC SPACE』というアメリカのインディー文芸誌がある。2006年に創刊した雑誌で、創刊号の特集が日現代文学だというのでちょっと話題になった。村上春樹インタビューのほか、阿部和重、中原昌也、小川洋子の翻訳などが載っていた。http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060509bk05.htmこのニュースを見て、1年分の購読を申し込んだのだが、たしか4号分の代金だったはずなのに、なぜかいまだに送ってくる。あれ、大して変わらないしいいやって2年分振り込んだんだったかな?ま、それで、新しい号(8号)が届いたのでパラパラ見ていたら(というかパラパラしか見ないのだが)、中島敦「李陵」の英訳「Li Ling」が解説つきで載っていた。第2章だけ抜粋した抄録がブログに掲載されている。http://www.apublicspace.org/back_issu

  • 削除の経緯とおわび - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    まずどういうエントリだったかかいつまんでおきます。このさいだから固有名詞もちゃんと書いておいたほうがいいでしょう。『國文學』(学燈社)の臨時増刊号「小説の今(仮)」という特集に、青山七恵に関する原稿を寄稿したのだが、ゲラを戻してしばらくしたあと、校了の直前になって(おととい5/11のことです)タイトルの変更を問う電話がかかってきた。佐々木敦氏の原稿(長嶋有論)がかなり遅れて入ってきたのだけれど、佐々木氏、栗原、どちらの原稿タイトルにも「場所」という言葉が含まれており、さらに同じ並びになる古谷利裕氏の青木淳悟論のタイトルにも「東京」があって被ってしまうのでなんとかならないか……と打診された、というような内容です。タイトル変更について気分を害したというようなことはなく、そのときのやりとりが自分としては面白かったので、基的には電話での会話を生かし、ユーモラスな内容として書き留めたのでした。まあ

  • 姜尚中と宮台真司が奏でたメリーアン(明暗) - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    http://d.hatena.ne.jp/jtm/20090505もう5、6年くらい前になるが、姜尚中萌えの女子に、宮台真司×姜尚中のトークショーというのにどういういきさつだったか忘れたけど連行されたことがあった。池袋のリブロで催されたイベントで、なんか対談にまとまったはず。ああこれか。挑発する知posted with amazlet at 09.05.05姜 尚中 宮台 真司 双風舎 売り上げランキング: 209001 Amazon.co.jp で詳細を見るトークの内容はまったく憶えていないんだけど、終了後に展開された衝撃のスペクタクルあるいは惨事のほうは、いまもまぶたを閉じるとその陰惨な情景がまざまざと迫ってくる。それはトークイベントに付随したサイン会開始直後に起こった。やや間隔をあけて、宮台氏、姜氏の座する机が置かれ、サインを求める人たちが列をつくったのだが、姜氏の机には、女子(

  • 第62回 日本推理作家協会賞をいただきました - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    『〈盗作〉の文学史』で、日推理作家協会賞の「評論その他の部門」をいただきました。「評論その他の部門」の同時受賞は円堂都司昭氏の『「謎」の解像度』だったのですが、先週たまたま円堂さんと別件の打ち合わせで顔を合わせる機会があり、「当日はどうしてればいいんですか?」と尋ねたところ、「俺たちが受賞することは絶対ないから心配しなくてもだいじょーぶ!(笑)」と太鼓判を押すので、「そうですよねー(笑)」と完全に油断しきっており、昨日、受賞の報せをいただいたときには、フライパンを振って晩メシなんぞをつくっていたという体たらくで、17時に電話を受け、泡をって18時からの記者会見に走るという痴態を演じ、ご迷惑をおかけしてしまいました。「「盗作」というテーマの性質からいって、推理作家協会が評価しなければ、このは評価されない」という判断が授賞理由のひとつとしてあったそうです。ありがとうございました。メールや

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    whirl 2009/04/18
  • 2008-09-07 - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    文芸評論家で筑波大学教授の黒古一夫氏から『〈盗作〉の文学史』への批判をいただいているのでお応えします。http://blog.goo.ne.jp/kuroko503/e/94af3f5ece4af8e5bd75d557365ffef3http://blog.goo.ne.jp/kuroko503/e/a976529599922b1ed7d3506ec85af535黒古先生がお書きになったという豊田清史(井伏鱒二『黒い雨』は盗作だ! と言いだした人)批判を確認してからと思っていたのですが、小谷野敦氏が反論というか批判というか罵倒を出されてしまったので取り急ぎ。http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20080906 「文壇」では周知という「戦後文学の巨人」の「盗作」についてそれに僕の知る戦後文学の巨人による「盗作」問題(多くの文壇関係者には周知のこと)について1行

  • http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20080902

    whirl
    whirl 2008/09/02
    SATSUGAIの作曲はKAZ http://natalie.mu/news/show/id/9225 石田曲はメス豚が好きでした
  • 誰がラッセンを求めていたか - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ

    ラッセンの絵は日的な癒しや郷愁とはかけ離れているかもしれないが、日人に一番多い((c)ナンシー関)とされるヤンキーの趣味には意外にも合致。むしろヤンキーにとっての癒しがラッセンに凝縮されている、と言ってもいいくらいの感じだ。アート業界周辺は、もともとヤンキー濃度が低い。若い層もどっちかというとオタク、サブカル系が多く、ヤンキー的なものとはソリが合わない。だが、ヤンキー・メンタリティは日人の中に薄く広く浸透している。それがボリュームゾーンなのである。ラッセンとは何の恥部だったのか - Ohnoblog 2ラッセンの受容層がヤンキーというのは違うような気がします。ヒロ・ヤマガタ、ラッセンその他もろもろは当時、嘲笑を込めて「インテリア・アート」と呼ばれていた記憶があるけれど(「アールビバン系」でもいいんですが)、画家ごとにターゲットがセグメント化されていたかといえばそうでもなくて、じっさい

    whirl
    whirl 2008/04/22
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