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外交と倫理に関するzyugemのブックマーク (1)

  • 他国を譏らない愛国でありたい

    司馬遼太郎さんの小説『菜の花の沖』を読んでいてなるほどと思わせる一節があった。19世紀、日がまだ開国に到らない時期、淡路島の水夫から身を起こし、蝦夷地と上方とを結ぶ大回船問屋に発展させた高田屋嘉兵衛の一生を描いた小説で、愛国心ということについて語っている。 「愛郷心や愛国心は、村民であり国民である者のたれもがもっている自然の感情である。その感情は揮発油のように可燃性の高いもので、平素は眠っている。それに対してことさら火をつけようと扇動するひとびとは国を危うくする」 なにやら昨今の日中韓でのいがみあいに似てはいないだろうか。そのむかし筆者も日ほど愛国心の足りない国民はいないのではないかと嘆いたことがある。だが、このところ台頭している“愛国”的言動についてはちょっと待てと言いたい。司馬さんが書いているように「ことさら火をつけようと」しているような気がしてならないからだ。 司馬さんは小説の中

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