今回は「Rとウェブの融合」最終回ということでggvisパッケージを紹介します。 ggvisパッケージはRStudioのWinston Chang氏が中心となって開発している比較的新しい可視化パッケージで、現在もアクティブに開発が進められています。 “Grammer of Graphics"というggplot2の可視化手法を継承していて、 ウェブブラウザ上での可視化、shinyをベースとしたインタラクティブなグラフの操作など、これまでのRによる可視化の概念を覆すポテンシャルを秘めています。 利用例 簡単な利用例を以下にいくつか示します(図1)。 グラフを作成すると、RStudio上ではViewerパネルに、R GUI上では既定のウェブブラウザにグラフが表示されます。 グラフ右上の歯車アイコンをクリックすると、SVG形式またはPNG形式によりグラフを画像として保存できます。 またグラフ右下のパ