10月2日は、語呂合わせで「豆腐の日」(10=とお、2=ふ)ということをご存知だろうか。スーパーマーケットの見切り販売のワゴンでは、豆腐や油揚げ、納豆など、大豆製品が入っていることが多く、割引シールを貼っても、売れ残ってしまっていることも多い。消費期限や賞味期限が来れば、捨てられてしまう。どうすれば、豆腐の廃棄を減らせるのだろうか。 気象データを活用し年間ロスを30%削減できた相模屋食料画期的な一つの取り組みとして、日本気象協会とタッグを組んだ相模屋食料(群馬県前橋市)が挙げられる。大豆を水に浸けてから豆腐が出来上がるまでは2日間かかる上、豆腐の売上は天候に左右されやすい。そこで、日本気象協会のデータを活用し、夏は「寄せ豆腐指数」、冬は「焼き豆腐指数」といったオリジナルの指標を設定した。 日本気象協会と相模屋食料の「寄せ豆腐指数」(資料:日本気象協会提供)夏は、前日との気温差が大きいほど体