ニコニコ動画などに投稿される動画や楽曲といったユーザーの創作物と同じように、「ユーザーによる研究」の世界を作ろうという団体「ニコニコ研究会」が2011年11月21日、設立された。委員長は産業技術総合研究所研究員の江渡浩一郎氏が務め、12月6日に東京・六本木のニコファーレで設立記念大会「第1回ニコニコ学会βシンポジウム」を開催する。シンポジウムの模様は、ニコニコ生放送が中継する。 ニコニコ研究会には、チームラボ株式会社の青木俊介取締役、株式会社ドワンゴの千野裕司ニコニコ事業本部長、株式会社日本技芸の濱野智史氏ら21名の研究者や実務家が発起人として名を連ねており、特定の企業やサービスに傾斜せずアカデミア・ビジネス・ユーザーの3領域を横断するかたちでユーザー参加型の研究の世界を作るという。 「第1回ニコニコ学会β」では、株式会社ドワンゴ川上量生会長と株式会社チームラボ猪子寿之代表取締役の講演「作