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ブックマーク / essa.hatenablog.com (9)

  • RailsとMerbの合流についてあれこれ - アンカテ

    これって、ある意味、オープンソースプロジェクトの凄みが見えてくるすごく衝撃的なニュースです。そこで、なるべく、IT業界に関係ない人にもわかるように、このニュースの意味をいくつかの側面から考えてみたいと思います。 ビジネスではあり得ないことが起きた まず何が起きたのかひとことで言うと、RailsというプロジェクトがMerbというプロジェクトと合流して、次のバージョンを共同で開発することを発表したということです。 Rails 3高速化Merb技術採用、Rails 2非互換の可能性 | エンタープライズ | マイコミジャーナル 簡単に言えば、Windowsの次期バージョンをMac OSXベースで開発することになったようなものかな。 Ruby on Railsは、「RubyのWebアプリ開発用フレームワーク」というジャンルで一番メジャーなソフトです。その分野に関係する人ならば誰も知らない人がいない

    RailsとMerbの合流についてあれこれ - アンカテ
  • 重なりあうコミュニティの空気とパブリックな空間のルール - アンカテ

    SIerというのは、もともと、特定の組織の中で使うコンピュータシステムを開発する会社だった。だから、SIerにとってのお客様は、システムのユーザではなくて、システムのオーナーだ。 その原点から考えると、このプレスリリースが少しだけ理解できる。 弊社「図書館システム」について | MDIS 弊社が納入しております図書館システムの一部で、大量アクセスによりつながらない、またはつながりにくい状態が発生し、ご導入いただいた各図書館様ならびに一般利用者の方にご心配をおかけいたしました。 弊社システムご利用の図書館様に現在、弊社営業窓口より個別にご説明、ご相談させていただいております。 弊社は、操作性や利便性の向上とともに、インターネットを含めた利用環境の変化への対応など、より信頼性の高い製品作りに今後とも努めて参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。 企業が最初に目を向けるべき相手は顧客であり、

    重なりあうコミュニティの空気とパブリックな空間のルール - アンカテ
  • 権力を分散して物事を進める仕組み - アンカテ

    権力を分散することは簡単なことで、全ての要職を日替わりの当番制にすればいい。 難しいのは、権力を分散して物事をきちんと進めていくことで、三権分立っていうのは、それができるから重要なこととされている。 権力が集中するってことは恐しいことだけど、物事が進まないってことも、かなり恐ろしい結果につながることがある。 だから、権力を分散して物事を進めるシステムっていうのは、非常に貴重なものであって大事にしていかなきゃいけないものと思う。 インターネットの中には、分散して物事を進めるシステムがいっぱいある。 たとえば、DNSがそうだ。www.apple.comというホスト名は実は最後に一つピリオドが省略されていて、www.apple.com.なんだけど、そのピリオド一つごとに管理する主体がある。ルートDNSの管理と、.comと.apple.com の 管理は皆違う人がやっている。 ピリオドごとに管理者

    権力を分散して物事を進める仕組み - アンカテ
  • 公開できない「暗部」のある組織はもうもたない、でもそれだけのこと - アンカテ

    新聞紙が売れなくなってしまって、 ネットメディアを収益の柱にしようとしていたのに、 ネットユーザーによって、売り上げを完全に止められてしまってるわけです。 しかも、これがいつ終わるのかというと、 誰も知らない。 誰に聞けばいいのかわからないし、 誰を説得すればいいのかもわからない。 特定のリーダーがいない組織との争いの 経験がある人は少ないですからねぇ。。。 んでも、こういったゲリラ戦に対処しなきゃいけない時代なんですよね。 これを書いている方は、「ネットは怖い」というイメージを強調したい人なのかもしれませんが、私はちょっと違うと思います。 同社は6月23日、同コーナーを中止・削除し、監督責任者や担当者らを処分すると発表したが、25日の株主総会で、それまでの常務デジタルメディア担当が社長に、同デジタルメディア局長も取締役に昇格する人事を可決・承認(27日に役員報酬の一部返上を発表)。これが

    公開できない「暗部」のある組織はもうもたない、でもそれだけのこと - アンカテ
    a2ikm
    a2ikm 2008/07/10
    『「低俗な真偽不明の情報を、タブロイド紙や週刊誌が流すのは問題ないけど、大手新聞社が同じことをやることは許されない」と、新聞というものに高い期待を持っている人が多かった。』
  • 『いい学校・いい会社・いい人生』という物語 - アンカテ

    今は新卒一括採用ゲームでの勝利が人材価値を保証しない。叩き上げで獲得した専門性が人材価値をもたらす時代だ。なのに教育界や親がいまだに『いい学校・いい会社・いい人生』である。教育界はこの「勘違い」で飯をう利害当事者だし、親はかつての常識から抜けられない。 これが某全国紙に載らなかったことは残念だ。 というのは、私は中学生くらいの子供を持つ母親と話す機会がけっこうあるのだけど、30代くらいのお母さんたちは、ここで言う『いい学校・いい会社・いい人生』という価値観を固く信じている。 その信念をどれくらい自分の子供に押しつけるかということには大きな個人差、バラツキがあるけど、彼女たち自身はこれを固く信じていることがかなり多い。『いい学校・いい会社・いい人生』つまり自分の子が「ブランドつきのいい子」のまま育てば、幸せが約束されているという信念はまだまだ根強い。 日の中である時期までそれは確かな真実

    『いい学校・いい会社・いい人生』という物語 - アンカテ
  • ドコモはアップルの出入り業者になる覚悟があるのか - アンカテ

    essaの無闇なオプソ勢力(に含めて良いでしょ)礼賛にはいついてみたくなる私。1) iPhoneの日での影響力が未知数 2) 「そんな無理してiPhone欲しくない」なんて云える訳がない →稿の指摘はあまり意味が無い。 私が無闇なオープンソース礼賛、無闇なジョブズ礼賛であることは認めますが、アップルがオープンだというイメージはあまりないです。 MacはよくできたUnixマシンではあっても、オープンソースに貢献している部分はあまりないし、アップルのビジネスは回りを強くコントロールすることに質があると見ています。 むしろ、ドコモとアップルは似てると思います。ひとことで言えば、どちらも取引先を「パートナー」でなく「出入り業者」と見てる。 コンテンツ提供者にしろハードベンダーにしろ、独立した人格として直接ユーザに見える顔を持つことを好まない、あくまでユーザに対する顔を持つのは自分たちだけだ

    ドコモはアップルの出入り業者になる覚悟があるのか - アンカテ
  • Social Graph APIによってGマシーンがあなたの偏差値を計算するよ - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    Social Graph API は地方出身者が東京で行なう同窓会のようなものだと思う。 ブログ同士で“SNS”が作れる,Googleが「Social Graph API」サービス公開:ITpro 地方から上京してすぐの人が東京で行なわれた同窓会に参加すると、東京で働いていて業界とかでつながりのある同窓生を発見できる。つまり、古いコネを新しい領域で有効活用できる。 同じように、たとえばtwitterを有効活用している人が、新しいソーシャル系サービスに参加すると、twitter内での旧友をその新しいサービスの中で見つけることができる。 もし、両方のサービスが Social Graph API に対応していたら、これが可能になるということだと思うけど、具体的に言えば、 twitter内での essa と新しいサービス内での essa が同一人物であることを示すものが「meリンク」 twitte

    Social Graph APIによってGマシーンがあなたの偏差値を計算するよ - アンカテ(Uncategorizable Blog)
  • 身の程の不確定性と社会の説得力 - アンカテ

    考えてみれば、「お前が出世できないのはお前の生まれた身分が低いせいだ」と言われるのと、「お前が出世できないのはお前に実力が無いせいだ」と言われるのでは、後者の方が救いが無い。「身分の違いだから仕方が無い」と言う言い訳は、自我を守るための防衛機制としても良くできていたのだろう。 身分制度は民衆の不満を多く生じさせるシステムだが、その不満を低減する仕組もそれなりに用意されていた、と言える。 「社会の説得力」という観点では、身分制度にも一定の合理性があるという話。 もう少し細かく言うと、上に立って社会を率いる立場の人たちの中に分業があるということではないだろうか。 つまり、高い身分の人というのは、その下に参謀とか番頭といった、実際の判断を行うブレーンをかかえている。今の官庁で言えば、課長補佐くらいの人が、実質的に物事を決定したり判断したりしている。でも下から見れば、そういう実質的なリーダーの姿は

    身の程の不確定性と社会の説得力 - アンカテ
  • 半導体は書物である - アンカテ

    過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042) ABAのサイトのアルファブロガーリスト等のページに、ブログのリストがあるが、そこに小さなアイコンが付属している。 私の場合は、自分のサイトで使用しているこの似顔絵を小さくクリップしたものが使われている。 上の似顔絵が下のようにクリップされている。 こちらのページに出ているデザイナーの方がされたことだと思うが、クリップしただけなのにぜんぜん印象が違う。「さすがにプロの仕事は違う」と感心した。 「切り取る」ということは、それだけでものすごく創造的な作業になり得るのだ。 「過剰と破壊の経済学」も、我々が生きているこの時代の社会や経済のある側面を切り取ったものだが、そのクリッピングは非常に創造的な仕事だと思う。 たぶん、このブログを読んでいる方にとっては、このに書かれていることは知っていることばかりで15分で読める

    半導体は書物である - アンカテ
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