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ブックマーク / www.dir.co.jp (2)

  • 世界で増加する永久債の発行 2015年05月12日 | 大和総研グループ | 神尾 篤史

    永久債という債券をご存じだろうか。永久債とは、償還期限の定めがない債券のことをいう。一般的な特徴として、永久に利子が支払われること、投資家は償還を要求できないが、発行体は一定期間後の償還オプションを有していることが挙げられる。 近年、この永久債の発行が急増している。2014年の発行額は前年比2.5倍、過去最高の2,278億ドルとなった(※1)。主な要因は、①金融機関に対する国際資規制(バーゼルⅢ)に対応するためのCoCo債(Contingent Convertible Bonds)の発行増、②世界的な低金利を受けた発行増である。 2014年の発行額が1,085億ドルに達したCoCo債とは、金融機関の自己資比率が一定水準を下回った場合などに、元の削減または普通株式への転換が求められる債券である(※2)。リーマン・ショック時には大手銀行が公的資金(税金)の注入により救済され、銀行の債権者

    世界で増加する永久債の発行 2015年05月12日 | 大和総研グループ | 神尾 篤史
  • 「可能性がある」とは、確率でいうと何%程度か | 大和総研

    まだ新型コロナウイルスが流行する以前のことだが、高校時代の友人らと事をしていると、表題について議論となった。文系理系を問わず、この「可能性がある」という言葉を使ったことのある人は多いだろうが、この問いかけに対してもっともらしい回答を用意できる人は少ないのではないだろうか。 その場は、筆者に加えて、文系1人、理系1人が同席していたが、見事に文理で回答が分かれた。文系の友人は60~70%、理系の友人と筆者(理系)は20~30%以下とそれぞれ答えた。同世代が使う言葉において、これほど数字(認識)に乖離が生じることは珍しいのではないだろうか。 文系出身の友人曰く、「可能性がある」とは、事象がそれなりの確率で生じる印象を受けるとのことであった。「ある」という言葉のイメージに加え、言葉の前に事象が明示されているため、その確率は低くないという考えのようだ。 一方、理系出身の友人曰く、「可能性がある」と

    「可能性がある」とは、確率でいうと何%程度か | 大和総研
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