WIRED VISIONによると、マウイ島の山頂で太陽エネルギーをとらえ、約148キロメートル離れたハワイ本島にこれを無線で伝送する実験が行なわれたとのこと(米国宇宙協会の発表)。今回の実験で伝送された電力はたったの20ワットだったそうだが、予算さえあれば効率を最大64%向上できる可能性があるということである。
NASAは、将来建設を計画している月面基地で必要な電力を供給するため、月面原子力発電技術(Fission Surface Power Technology)を開発しているとのこと(プレスリリース、本家記事より)。 宇宙での原子炉はオフィスのゴミ箱くらいの大きさであり、地球の原子炉のような大きな冷却タワーも不要とのこと。公開されているこの技術のコンセプトイメージによると、放射線を遮蔽するため原子炉は月面の地中に埋められ、電力変換装置は原子炉の上に設置されている。左右にはラジエータが広がり、電力に変換されなかった熱を放熱する仕組みとなっている。Fission Surface Power Technologyは40KWの電力を安定して供給することが可能とのことで、地球上でいえば8世帯分の電力にあたる。生成エネルギーは決して大きくはないが、月面基地で必要な分はまかなえるとのこと。 現在2社でコンセ
NASAは8月11日、2013年に予定していたスペースシャトルに代わる新宇宙船の運用を、資金および技術的な問題のために延期すると発表しました(ニュースリリース、Reutersの記事)。 現行のスペースシャトルは2010年をもって全機引退させるという方針はすでに発表されており、またスペースシャトルに代わる新宇宙船「Orion(オリオン)」の開発が遅れているというのは以前にも噂されていましたが、Orionとそれを打ち上げるのに使用される「Ares I」ロケットの初フライトは2015年の3月を目標にする、というスケジュールが公式に発表されました。また、2014年の9月にはOrionの乗組員を国際宇宙ステーション(IIS)に送り込めるようにしたいそうです。 8/30 23:55 追記 by soara; von_yosukeyan氏からのご指摘(#1403972)にもありますとおり、上記の記載内容
NASA科学者、月面でのシロイヌナズナ栽培実験を提案 2008年7月24日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Loretta Hidalgo Whitesides 画像:火星上で栽培するシロイヌナズナの想像図 Paragon Space Development Corp. 月でアブラナを栽培? 米航空宇宙局(NASA)の科学者たちが、月に再び人類を送る前に、植物を打ち上げてその成長を観察してはどうかと提案している。 NASAのChris McKay博士(私がNASAに在籍していた当時の生物宇宙学の指導的人物だった)と、フロリダ大学の生物学者Robert Ferl博士が、NASAエイムズ研究所で今週開催された月科学研究者たちの会合で、独自の計画を発表した。 アイディアはシンプルだ。簡素な植物生育環境を月に飛ばす。その中に種を入れておく(発芽前なので、発射台の上や
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