ジャイアンには慢性関節リウマチやSLEなどの自己免疫疾患が有意に多いという臨床的な実感を前に書いたが、実は耐糖能異常もよくみられる。 もともとジャイアンには依存的傾向があり、過食傾向から二次的に糖尿病的になる可能性も当然考えられる。実際見た目も関係するので、摂食障害にはジャイアンは非常に多い。 それとは別に、十代でもNIDDMのケースがあり、何かベースに自己免疫的な全身疾患がありそうな耐糖能異常がちょくちょく見られる。 あるケースは食後血糖が異常に早く下がり、インスリン分泌が有意に多く内科からも首を傾げられている。その原因か結果か、本人は甘いものを異常に食べ続けている。 別のケースは極端なダイエットから血糖コントロールに失調を来たし、しばらく入院となった。 血糖も中性脂肪も普通の検査値とは桁外れに異常に高くなり、かと思うと急速に正常化したりする。 私自身も、朝はしっかり食べるが、昼食抜きで