たった1館での上映から、70館以上にまで公開規模を拡大した『茶飲友達』という映画がある。そのヒットぶりから“カメ止めブームのシニア版”とまで称された同作は、かつて実在した“高齢者向けの売春クラブ”を舞台に、老人の性愛や孤独感にフォーカスをあてた作品だ。 モチーフとなったその売春クラブには、男性会員が1000人、女性が350人、88歳にのぼる会員もいたという。規模に驚いた筆者は、高齢者向けの性風俗について気になり、適当に「高齢者 風俗」とワードを入れて検索をかけてみた。 すると上位にヒットしたのが「こころあわせ」というデリバリーヘルスだった。インターネット黎明期を思わせる殺風景なホームページには、しっかりとR18のマークが記されており、内部にアクセスすると「60歳未満のお客様、お断りの店」との文言が記載されている。 一体、どういう女性が働いているのか。60歳を超えた男性の性の実情とは……。早