コミュニケーションについて書かれた記事に、2つ、個人的に面白かったものがある。 いずれも大変にバズった記事なので、覚えている方も多いだろう。 一つ目は、電通の人たちのカラオケが、恐ろしく洗練されており、「ただ行為のみ」に目的が置かれたコミュニケーションの極地を見た話。 電通の人たちとカラオケに行った話 電通の女性の1人は、AKB48の『大声ダイヤモンド』の「大好きだ! 君が 大好きだ!」の「君が」を「仕事」におきかえた替え歌を披露していた。照れの一切ない、一体こうなるまでに何度こなしてきたんだという洗練されたものだった。 普通なら振り付けをこなすだけでじゅうぶん盛り上げ役の責務を果たしたと考えてしまうところなのに。ハードワークなサラリーマンに広く刺さるよう、絶妙なモジリをほどこすなんて。 すげえという眼差しで傍観していたが、ほかの電通の人たちは彼女の完璧な振り付けや替え歌には反応を示さず、
さて、最後に 定型発達者から教えて貰った、人心掌握法について 記載したいと思う。 定型発達者Aが言うに、 メリット(利益)の提供をする際、留意する点があるという。 どうすればいいかというと、 多少大げさでもいいので、 相手への忠誠心を見せるべし、との事。 具体的に書こう。 例えば、 「ごめん、出来たら昼休み中に 荷物を運んでおいてくれない?」という依頼を受けたとする。 その際、「分かりました」と言うのではなく、 「えぇー昼休み中ですか!? まぁ・・・先輩の頼みだったら、俺やりますよ!」 と言う風に、 "本来なら、したくない事ではあるが、 あなたの頼みであれば喜んでやります" という旨を伝えると相手は気分を良くし、また好感度も上がる、らしい。 定型発達者A曰く、 どうせ依頼を受けるんだったら、 出来る限り感謝される状態に持っていった方がいいでしょ? 「はい分かりました」とかいう返事じゃ、たい
コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕
AS(アスペルガー症候群)の人の思考の特徴はどこまでもディーテイル(細部)へ精密になっていくことだ。その結果話が異常に長くなってしまい、全体で何を言いたいか分かりにくくなってしまう。そのせいで「ただ言いがかりをつけようとしている」と不当に誤解されることも多い。 だからASの人の話をきくときは、「細部の話を一つ一つをまず独立の話として聞く」ように聞くとうまく行く。全体で何かを言おうとしていると読むと誤解になることが多い。 対してADHDの思考は総合へ向かう。「そもそもこのプロジェクトの目的は何か」とか、「トップ(最高責任者)がどう考えているか、どういう方針であるか」が非常に重要になってくる。 だからADHDの話は要約が可能なのだが、話題が飛んでしまうので話が長くなる。聞くときは「要するにどういうこと?」と聞けばすぐに答えが出る。 ASとADHDの思考はこんなに違う。だから普通に話が通じると考
ゴールデンルールとは聖書の言葉で、「あなたが人にして欲しいことを人にもしなさい」というかなり普遍的な行動原則だ。ただ相手が発達障害の場合は失敗することが多いので、「発達障害と付き合うときにはゴールデンルールは捨てる」ことが必要だ。 その理由は簡単で、「発達障害のして欲しいことと多数派のして欲しいことはかなり違う」からだ。例えば発達障害は自分にかなり不利なことでも、はっきり言葉で言って欲しいと思うので、多数派にもはっきり言って顰蹙を買う。逆に多数派ははっきり言って欲しくないので発達障害から見ると理解困難となる。 昨日のブログで「少数異民族」という表現を使ったが、実際言語や文化が異なるに匹敵する思考と行動パターンの違いが発達障害と多数派の間にはあるということの理解が一番大事なのだ。 「(多数派は)自分がして欲しいからといって発達障害の相手が喜ぶとは限らない」逆に「発達障害も自分がして欲しいと思
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く