非常に悲しいパターンを実はよく見かける。 鬼母は正しかったのだが、その娘は「鬼母の裏を行こうとして、依存型ジャイアンや受動型ASに引っかかる」という図式だ。 「自分は鬼母ほど子供を突き放して育てたくない」「家庭的な温かい家庭を持ちたい」という一見当然の希望が、その子供を育てる際に「この娘自身が鬼母になれない」という大問題を引き起こす。孫のジャイアンはフォローされたり管理されすぎたり甘やかされすぎて、いずれも依存型ジャイアンへの道をたどる。 実はその前に依存型ジャイアンの男性の、「一見表面上優しい」ことにまんまと引っかかってしまう。鬼母の娘は現実的には非常に実力を持つので、夫に少々経済力が無くても持ち前の根性と強迫的な努力でカバーしてしまうことは可能なのだが、結局子供が出来てみると依存型の夫は「子供と依存を争う」という非常にみっともない図になり真相がはじめて分かる。 大事なことは鬼母が正解で