受動型ASは「非言語的フォロー」というジャイアン猫が飛びつくマタタビを持ち、小出しに出されるとジャイアン猫は簡単にマタタビ依存症にかかる。 ただここに大きなジレンマがある。「必要」がはっきりした後はマタタビは無くなるのだ。 「釣った魚に餌をやらない」という表現は受動型ASの行動を非常に良く表している。受動型ASからすれば、「相手(ジャイアン)からの自分の必要」が保証されるまでは非常にやさしく(非言語的なマタタビいっぱいの)サービスをするが、いざ結婚するなりを期に「必要」が保証されれば、今度は受動型ASの側が依存できるわけで、サービスはぱったりしなくなる。 しかもこの依存は「面倒を見てやっている」「自分のおかげで生きていられるだろう」という共依存なので、思い切り偉そうで上から見下ろすような恩着せがましい態度に「豹変する」という結果が必然的に起こる。 ジャイアンから見てこれが腹に据えかねること