受動型ASや依存型ジャイアンは脳の働きからして依存的で、「あなた自身の考えは?」と問われる場面では困ることになる。 そもそも依存自体はそれだけでは治療の対象にはならない。例えばジャイアンがパーフェクトASの愛着の対象となっていて、かつ尊敬し依存して、表面上素直に従えば、非常にうまくいくはずだ。依存型ジャイアンと仕切り屋のジャイアンも同様だ。 ただ現実には依存の問題自体が身体症状やうつ状態などの形を取って表面化し、ケアしなければならない事態になることは多い。 そのひとつは、「子供に対する責任」だ。子供の誕生自体で愛着の一番の対象の立場が脅かされたり、子供が学童期や思春期になりいじめや不登校などの不利な問題が生じた場合、依存している側にも世間からは当然「親の責任」を問われることになる。 子供のほうもジャイアンであったりASであったりすることが多いので、両親の夫婦関係が一方的な依存関係であると、