Published 2023/07/28 21:08 (JST) Updated 2023/07/28 21:25 (JST) 京成電鉄が実施した賠償責任保険契約の入札で、あいおいニッセイ同和損害保険が他の大手損保と、保険料に関して事前に協議した疑いがあることが28日、分かった。あいおいを含む大手損保4社は東急グループ向けの火災保険契約で、談合に当たる価格調整をしたことが分かっている。東急以外の契約でも不適切な情報交換が横行していた可能性がある。 京成電鉄のような大企業向けの損害保険は、リスクが大きいため複数社で引き受ける共同保険が一般的となっている。提示する保険料を入札前に協議するのは独禁法上の問題となり得る。