幼児的願望が満たされていない人は基本的に不満。学校も不満、先生も不満、友達も不満、会社も不満・・・。こういう人は不満にしか視点がいかないから、たとえば恋人や主が出来ると、会える喜びより会えない寂しさに視点が集中する。そこで不満になる。無意識の不満は相手に伝わる。関係は壊れる。
1960年生まれ。1989年筑波大学大学院博士課程修了、精神科医、医学博士。東京都庁知事部局健康管理医、宇宙航空研究開発機構(JAXA)主任研究員、茨城県警察本部健康管理医のほか、企業の精神科産業医として国内外で活躍。著書に「会社で心を病むということ」(新潮文庫)、「もし部下がうつになったら」(ディスカバー携書)など。 「会社のワガママちゃん」対処法 「傲慢なのに打たれ弱い」未熟なワガママ社員が増え、多くの管理職が振り回されている。しかし、対処法を間違えば、彼らは「うつ」になるケースも。彼らとどう付き合っていけばよいのか、その方法を紹介していく。 バックナンバー一覧 人格が未成熟な「ワガママちゃん」の、世間の常識では理解しがたい傍若無人な言動は、私たちをついムカつかせ、イラっとさせるものです。しかし、そこで、そのような感情をワガママちゃんにストレートに出してしまうと、彼らとの関係はとてもこ
多くの人にとって、悩みの理由の筆頭格となるのが「人間関係」だ。多方面で活躍する人気心理カウンセラーの心屋仁之助氏によれば、「人間関係に悩みやすい人には、母親との関係性に共通点がある」とのこと。 いったいどういうことなのだろうか。人間関係で「悩まない」人になるための方法について、アドバイスをいただいた。(取材・構成=林 加愛 写真撮影=清水茂) ※本稿は、『THE21』2015年10月号特集「最強のメンタル強化術」より、内容を一部抜粋・編集したものです。 「真面目でいい人」ほど悩みやすい カウンセラーとしての経験から言いますと、人間関係で悩みやすい人には、明確な特徴があります。それは一言で言うと「真面目」だということです。いわゆる「いい人」、と言い換えてもいいでしょう。 いい人であることは、本人にとって息苦しいものです。周囲の人々全員に対して、いい人で居続けることはまず不可能だからです。 上
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