怒りという感情は「ムカつく」「イラッとする」という強度の弱いものから「激昂する」など強度の強い、いわゆる「キレる」という状態まで、非常に幅のある感情。「怒っている」「怒っていない」の2択ではないのです。 人が怒りを感じるメカニズムは(1)出来事との遭遇、(2)出来事の意味づけ、(3)怒りの発生、の3段階を踏みます。人は、遭遇した出来事に対して、自分が「こうであるべき」と信じていること(=コアビリーフ)を裏切っていないかを基準に意味づけをします。コアビリーフを裏切っていると判断すると、まず「悲しい」「辛い」などの「1次感情」が発生します。それを器にためようとするのですが、器が満タンになると、「2次感情」である怒りが生まれるのです。 例えば、「取引先には10分前に到着するべき」というコアビリーフを持つ人は、部下が5分前に到着しても腹が立つでしょう。しかし、「ギリギリでも間に合えば問題ない」と考
Oggi 10月号の読者相談「名越康文の奥の『ソロ』道」で、精神科医の名越さんが、他人の目を気にしすぎる「過剰適応」についてアドバイスしている。 相談の内容はおおむねこんな感じである。 《いつも笑顔で聞き上手...職場ではすっかり「癒しキャラ」の私ですが、人の話は半分くらいしか聞けていないし、周りを気にしているから終業後はぐったり。心の中で毒を吐きまくっています。周囲に人格を決められ、流されていく自分はこの先どうなるのか...》 名越さんは、よく聞く悩みだと受け止め、そういう人に共通しているのは、日本人に多い「責任感が強くて真面目な性格」だと説明する。そしてそれは「過剰適応」であると。 「相手の求める自分を演じ、失望されたくないと思うが故に、自分らしさを抑えつけて他人に合わせようとすることで、必然的に自分の外面と内面でズレが生じて苦しむことになります。しかもこのしんどさの原因を本人は理解で
by Niklas Hellerstedt 「いつも怒っている人」は、憂うつなタイプと見られることが多く、少なくとも楽観的な人とは捉えられないもの。しかし、実際のところ「いつも怒っている」原因は悲観的なことではない、ということで、常にイライラしてしまう原因は何なのか?どうすれば怒らず穏やかでいられるのか?ということが、3分のムービーでわかりやすく説明されています。 How not to be Angry all the Time - YouTube ムービーに登場する「フレッド」は、よく怒りを爆発させます。フレッドには結婚して15年の妻がいますが、妻に対してよく「新聞を読んでいる時は邪魔しないでくれ」と言います。 しかし、フレッドの妻はこの禁止事項を時にうっとおしく感じます。 そして新聞を読んでいるフレッドに対して気軽な感じで「フレッド、夕食はいつ調理し始めればいい?」と話しかけてしまいま
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