(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます) 執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合によってはアルコールなどの嗜癖に走るといった症状をきたすのが適応障害です。 ここでは「働く人の間で増えている適応障害」について解説していこうと思います。 適応障害ってなに? 明確なストレスの原因から3か月以内に症状が現れ、日常生活に支障をきたしている場合に適応障害と診断されます。 つまり、ストレスのレベルが許容範囲を超え、限界を突破してしまった際に起こる病態のことを指しています。 うつ病との類似性が高く、軽度のうつ病と区別がつきにくいとも言われます。