ゴールデンルールとは聖書の言葉で、「あなたが人にして欲しいことを人にもしなさい」というかなり普遍的な行動原則だ。ただ相手が発達障害の場合は失敗することが多いので、「発達障害と付き合うときにはゴールデンルールは捨てる」ことが必要だ。 その理由は簡単で、「発達障害のして欲しいことと多数派のして欲しいことはかなり違う」からだ。例えば発達障害は自分にかなり不利なことでも、はっきり言葉で言って欲しいと思うので、多数派にもはっきり言って顰蹙を買う。逆に多数派ははっきり言って欲しくないので発達障害から見ると理解困難となる。 昨日のブログで「少数異民族」という表現を使ったが、実際言語や文化が異なるに匹敵する思考と行動パターンの違いが発達障害と多数派の間にはあるということの理解が一番大事なのだ。 「(多数派は)自分がして欲しいからといって発達障害の相手が喜ぶとは限らない」逆に「発達障害も自分がして欲しいと思