仕事に役立つ調査データ: 消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。 仕事・転職・求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、「管理職になりたくない理由に関する意識調査」を実施した。管理職になりたくない女性に理由を聞いたところ、1位は「責任が重い」(119人)だった。
わたしはアルバイト時代、「とりあえずやってみて」「まずは自分で考えて」と言われるのが大嫌いだった。 とりあえずやっても、わからないことがたくさん出てきて途方に暮れるし、自分で考えたところで、それでいいかだれかにお墨付きをもらわないと行動に移しづらい。 どうすればいいのか知ってるんだから、教えてくれればいいじゃん。 とりあえずやってもどうせ失敗してやり直しだし、自分で考えてやっても上の人にいろいろなおされて結局相手の希望通りにさせられるなら、最初から教えてよ。 そう思う。 でもこの思考回路は、「最近の若者はすぐ答えを知りたがる」と、上の世代の人たちからはすこぶる評判が悪い。 「自分でやろうとせず他人に甘え、楽をしようとしている」と受け取られるからだ。 でも、「とりあえずやってみて」が若者に響かないのには、相応の理由があるんだよなぁ。 「無駄なく最短ルートで成長したい」若者たち 「世代論」につ
心理学者のアルフレッド・アドラーは 「結局のところ、われわれには対人関係以外の問題はないように見える」と言っています。 皆さんの仕事においても、対人関係の問題を抱えてはいないでしょうか。上司が理不尽な指示を出してくる。部下が思うように動いてくれない。自分の考えが周囲にわかってもらえない。取引先とのコミュニケーションがうまくいかない。顧客やユーザーからの要望にうまく応えられない……。 アドラーが言うように、仕事の悩みもそのまま人間関係の悩みと言い換えてもいいぐらいですね。 私はマッキンゼーでの仕事のなかで「問い」の大切さを学びましたが、その後、エグゼクティブ・コーチングの仕事をするなかでも、“仕事の悩みも「問い」を立てることでコントロール可能なものに変えられる”と考えるようになりました。 つまり、「問い」は「人に動いてもらう」ためにも大きなツールになりうるのです。身近に使えるものを例に、紹介
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