時計型のウェアラブルデバイスであるスマートウォッチは、2020年に196億米ドルの市場規模に達し、2026年まで18% のCAGRで成長すると予測されている。(PR Times) 普及の進むスマートウォッチは各社技術開発にしのぎを削っており、現在のスマートウォッチには様々な機能が搭載されつつある。中でも歩数や脈拍などに代表されるヘルスケアデータの取得とそのライフログやヘルスログデータの活用によるサービスには多くのビジネスマンが興味を持っていると考えられる。 本記事では、スマートウォッチ中でも世界一のシェアを誇る「Apple Watch」をとりあげ、現在利用可能なヘルスケアデータには何があり、またそのデータや機能を応用しどんな疾患・患者管理に利用可能なのか、まとめていく。 Apple Watchで利用可能な測定項目(ヘルスケアデータ)は?Apple Watchで取得できるデータは多岐にわたる