2017.02.17 体験者の話を聞いて「あ、私更年期なんだ」と腑に落ちた。HRT(ホルモン補充療法)によって更年期症状が劇的に改善 不眠、イライラ、指先の強張りと冷え、激やせ、それに心臓の痛み……体調不良を自覚しはじめた40歳頃からの5年間。ちらちらとは更年期のことが頭をよぎりながらもなかなか認めることができなかった美佳さんだったが、自分と同じような症例を持つ体験者の話を聞いた瞬間に「私、更年期だ」と腑に落ちたのだそうだ。 <連載バックナンバー> ▼更年期を心地よく過ごしたい。40~50代の生と性に向き合う ▼由美子さん、54歳。バブル前に結婚を決めた性に奥手な彼女が、結婚前に母から渡されたのは一冊の医学書だった ▼40代に入ってすぐに表れた更年期症状、自縄自縛に陥ってもがいた5年。「もっと早く治療すればよかった」―美佳さん46歳 「あの5年間はなんだったんだろうね」 美佳さんは更年期の
監修ドクターとは、記事制作における監修にご協力いただいているドクターです。医師法に規定された医師資格を満たしている医師であり、所属機関と契約締結をしています。 まずは病院へ 男性更年期障害を自覚したときは、見て見ぬふりをせず、「男性更年期外来」や「メンズヘルスクリニック」などで受診しましょう。そういった医療機関が近くにない場合は、目立つ症状に応じた科を受診します。 抑うつ感や落胆、イライラ、不安、疲労感、不眠、記憶力や集中力の低下などの症状は心療内科や精神科に、異常な発汗やのぼせ、ほてり、動悸、頭痛、めまい、耳鳴り、肩や背中、腰などの痛み、関節痛などの症状は内科に、勃起不全や性欲の低下、頻尿などの症状は泌尿器科が適しています。 男性更年期障害を改善する食生活 男性更年期障害は、食生活や生活習慣を変えることで、症状が軽くなる場合もあります。食生活で心がけたいのは、肥満を解消することです。 男
男性の更年期障害「LOH症候群」について、聞いたことがある人はいても、「俺がなるはずがない」と考えている人は多いだろう。独協医科大学埼玉医療センター泌尿器科准教授・井手久満医師に話を聞いた。 主に加齢によって、男性ホルモンのテストステロンが減少し、さまざまな不調が生じるのがLOH症候群だ。その不調は多岐にわたる。 「不安、イライラ、うつ、不眠、集中力や記憶力の低下、筋力低下や筋肉痛、疲労感、火照りや発汗、頭痛やめまい、頻尿、性機能低下、性欲の減少、朝立ちの消失などです」(井手医師=以下同) 中でも顕著なのは最後の3つの性的症状だが、これらも含めて、どの症状もLOH症候群特有のものではない。 そのため、本人が気づかない。不調を訴えて受診しても、LOH症候群の診断経験が少ない医師では見落とされることが珍しくない。
改訂!健康情報編集部 注目の病気・症状について医療記者が専門家にその原因と解決策を取材。エビデンスに基づく正確な医療情報で、巷にあふれる“いい加減”なものとは一線を画し、常に最新情報に「改訂」していく。 バックナンバー一覧 「人と会うのがおっくう」「イライラする」「食欲・性欲がない」――。働き盛りでパワフルに仕事をこなす40~50代の男性でこれらの症状に悩まされている人は、「更年期障害」かもしれません。近年、男性にも女性同様に更年期障害があることは広く知られるようになってきましたが、日本に600万人の潜在患者がいるとの研究データがあるものの治療を受けている人はごくわずかです。そこで、男性ホルモン「テストステロン」の分泌量低下に起因する更年期障害の兆候から診断・治療方法について、前回に引き続き、日本Men's Health(メンズヘルス)医学会名誉理事長で現役88歳の医師、熊本悦明先生に伺い
大学卒業後、業界紙記者を経て、現在、医療・介護などを中心に取材・執筆活動を行う。 改訂!健康情報編集部 注目の病気・症状について医療記者が専門家にその原因と解決策を取材。エビデンスに基づく正確な医療情報で、巷にあふれる“いい加減”なものとは一線を画し、常に最新情報に「改訂」していく。 バックナンバー一覧 ホルモンは、ヒトの生命維持に関わる情報伝達物質で、現在、100種類以上が人体で確認されています。今回紹介する男性ホルモン「テストステロン」もその一つ。近年、生きる活力を与える「元気ホルモン」であると同時に、男性の場合は分泌量の低下が更年期障害をはじめ、さまざまな病気を引き起こすことがわかってきました。男女共にさまざまな恩恵を受け、健康長寿の鍵を握るテストステロンについて、日本における男性ホルモン研究の第一人者で、88歳の現役医師である熊本悦明先生に2回にわたり解説してもらいました。 「男を
中年以降の男性で「だるい」「眠れない」「イライラする」「やる気がでない」「頻尿」「性欲が低下した」などの不定愁訴に悩まされたら、男性ホルモンの低下による「男性更年期障害(LOH症候群)」かもしれない。 男性総合医療「メンズヘルスクリニック東京」(東京・八重洲)が設ける「男性力ドック」は、男性更年期障害かどうかを専門に調べる検診だ。担当医の小山太郎医師はこう話す。 「男性更年期障害の症状は、『精神』『身体』『性』の3つに不調を感じるのですが、人間ドックなどの通常の検査では異常が示されません。それで『年のせい』とあきらめていたり、心療内科や精神科を受診する人も少なくありません」 男性ホルモンは生殖機能に関係するだけでなく、脳に働きかけ意欲を起こし、筋肉の増強、骨量の維持などさまざまな働きをしている。男性力ドックは、それらの状態を総合的に検査する。 行われる内容は主に8つ。 〔1〕「問診票」は、
LOH症候群は男性の更年期障害と言われ、 35歳以上の男性に見られれる疲労の原因の一つです。 LOH症候群は、男性ホルモンのテストステロンとデヒドロエピアンドロステロンの著しい減少によって引き起こされ、 LOH症候群を発症すると、疲労のみならず、 睡眠不足、体重増加、性欲減退、やる気の喪失といった様々な症状が現れます。 ここでは、LOH症候群について、LOH症候群とは、症状、原因、治療法などについて、紹介しています。 また、LOH症候群の原因となるテストステロンを増やす方法については、テストステロンを増やす26の方法をご参照下さい。 LOH症候群とは、男性ホルモンのテストステロンとデヒドロエピアンドロステロンの著しい減少によって引き起こされる疾患です。 健康な人であっても、20代をピークに、30歳以降テストステロンは毎年1~1.5%程度の割合で減少していきますが、 この減少が著しく、テスト
2018年7月21日、東京・六本木で人生100年時代のための最新健康・美容情報体感イベント「スマートリィ・エイジングEXPO」(主催・日経ヘルス、日経グッデイ、日経BP総研)が開催された。そこで発表された講演の中から、順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学教授の堀江重郎さんによる「ホルモンを味方につける男性のためのアンチエイジング入門」をお届けする。 テストステロンはチャレンジ精神を作る 男性の健康を考えるうえで、特に重要なのがテストステロンというホルモンだ。これは主要な男性ホルモンであり、男性の場合は精巣(睾丸)と副腎、女性の場合は卵巣、脂肪、副腎で作られている。 テストステロンは骨や筋肉を作り、体脂肪を減らして男らしい肉体を作る働きがあるが、それだけではない。最近の研究から、性格や社会性にも大きな影響を与えていることが分かってきた。「常に前へ前へと進んでいく大ヒットTVゲーム『スーパー
文/緒方文大 「生涯若々しくありたい!」と願う人は多いでしょう。しかし、男性は50代を過ぎた頃から、徐々に性的機能の衰えを感じるようになります。この時期には、性的機能に関連した症状だけではなく、積極性や意欲が低下したり、疲れやすくなったり、気分が落ち込むようになったりすることがあります。これには男性ホルモン(テストステロン)の減少が関与していると言われ、男性にも更年期があることが最近になってわかってきました。 休み明けなのに疲れが取れない、やる気が出ない。中高年男性の皆さん、それ、更年期障害のサインかも知れません。 そこで今回、男性更年期障害とテストステロンの知られざる働きについて医学的・科学的知見をもとに解説したいと思います。 テストステロンとは? テストステロンとは主として睾丸から生成・分泌される男性ホルモンです。一般にテストステロンは、性欲・勃起能を含む性機能への作用、筋肉・骨への作
インポテンツを克服する精力剤の店。 勃起不全 インポテンツを改善 する精力剤の通販、販売に特化した専門店です。 今なら日本製で安全 高品質な精力剤を100%返金保証付きでご利用いただけます。 テストステロンに代表される男性ホルモンを分泌させるためには、 サプリメントなどの服用などと並行しながら、 できるだけ自分の自律神経に頼ることが必要です。 そのためには、 いくつかのポイントがあります。 まずは十分な睡眠と適度な栄養を摂取すること、 男性的な体を維持するための筋力トレーニングや運動などを行うことで、 フェロモンとも考えられるようなテストステロンの分泌が促されます。 またテストステロンは「男性的な思考」も左右します。 常に何らかの野望を抱いたり、 女性を征服したいなどというような欲を持っているだけでも、 テストステロンは分泌するのではないかと考えられます。 K-1などに代表される格闘家が雄
減量し、適正体重を維持することは、テストステロン量を増やす最も効果的な方法です。 2012年アメリカ内分泌学会の研究によると、減量によってテストステロン量が増えること、 また、いくつかの研究からBMIとテストステロンは相関関係にあることが分かっています。 太りがちな人のテストステロン生成量が少ない理由は、 脂肪細胞に含まれるアロマターゼという酵素が、 男性ホルモンのテストステロンを女性ホルモンのエストラジオールに変換してしまうからです。 ただし、痩せすぎや過度なダイエットは、ホルモンバランス・ホルモン分泌が悪くなるため、 無理のない減量で適正体重まで戻すことで、テストステロン生成量を増やすことができます。 筋力トレーニング、短時間の激しい運動 筋力トレーニングや短時間の激しい運動はテストステロンを増やす効果がありますが、 これら運動中にテストステロン生成量をより効果的に高めるには、 脱水に
テストステロンとは 〜男性ホルモンのメカニズム〜 男性ホルモンは筋肉・骨の形成を促し、生殖機能にも大きな役割を果たしています。また、心身の健康維持にも関わっており、男性にとって重要なホルモンです。代表的な男性ホルモンには「テストステロン」が挙げられますが、実は様々な種類があり、それぞれがスムーズに働くことで本来の力を発揮します。ここでは、特に重要な役割を担う3つの男性ホルモンについて解説いたします。 男性ホルモンの中で最も分泌量が多く、強い作用を持っているのが「テストステロン」です。男性ホルモンの影響といわれるものは、ほとんどがテストステロンの影響といっても過言ではありません。骨格・筋肉を強化して男性らしい肉体を形成し、生殖機能を向上させます。その他にも、ストレス処理を促して精神の安定を保つ、幸福感をもたらすホルモン「ドーパミン」を産生する、集中力や記憶力を向上させるなどの作用があります。
年を重ねるごとに失われていく「男らしさ」。いつまでも若い頃の外見・体力・健康は保てない。それを防ぐにはどうすればいいのか? 第一線で活躍する専門家たちに「男のアンチエイジング」の最先端を解説してもらう連載。第2回目は男性ホルモン「テストステロン」の値を高いままキープする方法を、前回に引き続き、順天堂大学医学部泌尿器科学講座の堀江重郎教授に解説してもらう。 第1回目で触れたように、主要な男性ホルモンのひとつ、テストステロンが“下半身”だけに関係するホルモンと思ったら大間違い。肥満や生活習慣病、さらには性格や職業選択といったメンタル面にまで影響を与えることが、最近の研究から明らかになってきた。ではどうすればテストステロン値が上がり、男らしく、若々しくいられるのだろうか。 “ハゲ”は悪玉テストステロンの仕業 テストステロン値は一般に年を取ると低下するが、個人差も大きい(グラフ参照。Int J U
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